MF文庫J<br> 探偵くんと鋭い山田さん―俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる

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MF文庫J
探偵くんと鋭い山田さん―俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040646619
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新学期――俺は失敗した。
親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。絶版した小説の犯人当て、美術部で振るわれたナイフの謎、面倒なことになったと頭を抱える俺だったが――

「それさ、そもそも事件じゃないね~」
「多面的な考え方も取り入れたらどう? 戸村君」

何があっても山田姉妹は平常運転、鋭い推理でスパッと解決していく。最初は気に食わなかったけど、本気で推理する彼女たちは今では尊敬の対象だ。……が、話すときの距離、近すぎない!? 熱くなるのは分かるけど、これ完全に狙ってるよね!?
山田さんたちと俺の少し甘めな、本格派学園ミステリー。

【担当編集者コメント】
スニーカー文庫大賞《大賞》を受賞された方の作品とあって、さすがの読み応えです。
特に憂鬱なことを考え方一つで楽しくひっくり返す、山田さんの思考力は圧巻。
嫁にしても、彼女にしても、幼なじみにしても、こんな切れ者はいません。早く隣に置きたい。

オススメしたい読者様は、
・10代後半~最近の《沼あま》ラブコメ設定とは違った雰囲気をお探しの方。
・30代~青春学園ものの古き良きをご存じの方(まさにそれって空気感です)。
思考を巡らせる面白さを追求したので、児童文庫からのランクアップにもオススメ。

内容説明

入学早々、俺は失敗した。親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。絶版した推理小説の犯人当て、美術部で振るわれたナイフの謎、面倒なことになったと頭を抱える俺に―「それさ、そもそも事件じゃないね~」「多面的な考え方も取り入れたらどう?戸村くん」山田姉妹は平常運転、鋭い推理でスパッと解決していく。最初は気に食わなかったけど、本気で推理する彼女たちは今では尊敬対象だ。…が、話すときの距離、近すぎない!?熱くなるのは分かるけどたまに狙ってるよね!?山田さんと少し甘い、本格派学園ミステリーラブコメ。第15回スニーカー大賞“大賞”受賞作家作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

62
自己紹介で父親が探偵であることを言ってしまった戸村和のもとに、クラスメイトが事件の解決依頼を持ってくる。そんな事件を、双子の姉妹・山田雨恵と雪音と共に解決する青春学園ミステリ。3つのエピソードからなる連作短編と言えるでしょうか。姉妹の性格が両極端に振り切っていて、それを対比するのがとても面白い。謎の内容も凝っていて本格的。特に、第2章のノックス、ヴァン・ダインによる約束ごとだけを使った推理には唸らされました。ミステリと「キャラもの」のバランスがとても良くとれていて、今後も楽しみな作品でした。2020/05/27

よっち

54
親の仕事が探偵だと自己紹介したせいで、クラスメイトから相談が持ち込まれるようになった戸村。彼が両隣の席にいる双子の山田姉妹とともに依頼解決に挑む学園ミステリラブコメ。彼氏の浮気相手の正体、絶版小説の犯人当て、美術部で振るわれたナイフの謎といった身近な事件に、対照的な気まぐれで天才肌な雨恵、ミステリ好きな優等生・雪音の二人と一緒に事件解決に挑むストーリーで、意外なアプローチからの事件解決や、お互いに刺激しあうことで少しずつ変わっていった三人の関係がなかなか面白かったですね。彼らの物語をまた読んでみたいです。2020/05/26

ツバサ

42
ミステリーというより謎解きものだったが、どの話も不思議な状況でありながら見事解決をしていました。主人公が凡人でありながらどこかズレてる価値観を持っていて、山田姉妹のキャラクター性も個性的で良かったです。今後が気になる引きだったので、是非シリーズ化してほしいです。2020/05/24

しぇん

39
自己紹介で口が滑り父親が探偵である事をばらしてしまった主人公と両隣の双子に持ち込まれる小さな事件簿ですね。優しい主人公と両極端だけど魅力的な双子の地味な事件解決はゆるく楽しめました。ミステリー文庫という、結果デビュー者は大物ぞろいだったのに惜しかった文庫も出てきて懐かしかったりもしました。あと、ちゃんと続編でるようなので楽しみです2020/10/11

星野流人

32
いやーおもしろかったです! 探偵を父に持つごく普通の主人公戸村和と、その両隣の席の双子姉妹が、戸村くんに持ち込まれた厄介事を解決していく学園ミステリです。人が死なない、そして嫌味っぽさも感じられないライトもライトなミステリでとても読みやすかったです。さすがは「子ひつじは迷わない」で学園ミステリの実績のある玩具堂さんの最新作、といったところでしょう。ヒロインである山田さん姉妹は双子でありながら似ていない、自由気ままで鋭い発想力を持つ雨恵と、生真面目ながらも深い知性を持つ雪音。2020/06/10

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