- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > MF文庫J
出版社内容情報
「お父様の未来を救いに来ましたよ!」
内容説明
久遠郁(17)高校二年生―突然ですが、娘ができました。ある日、郁のもとに娘を自称する女の子・燈華がやってくる。子作りした覚えがない郁は大変焦るのだが、燈華はお父様とママの将来を救うため未来から来たらしい。だが、帰る方法はおろか、肝心のママを忘れていて…?二人は手掛かりとなる将来のママを探しはじめる。候補は郁がよく知る三人の女の子。彼女達と距離を縮めるため、燈華が持ってきたアイテム・通称「パパーツ」を駆使する―のだが。え、最初のパパーツは哺乳瓶?ママリティが高くないとダメぇ?これ、本当に大丈夫なの!?果たして、未来のママは誰なのか。燈華は無事に帰れるのか―!?
著者等紹介
月見秋水[ツキミシュウスイ]
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞にて優秀賞を受賞・デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
24
★★★ MF文庫新人賞優秀賞受賞作品。ある日未来から自分の娘を名乗る少女が現れ、とある理由から彼女の母親を探すことになった郁と燈華だったが、彼らの周りでは一癖も二癖もある母親候補達が熱い(?)正妻争いを繰り広げていて…個人的に物語としてはなかなか楽しめたもののラブコメ物としては少し物足りなさを感じてしまい、全体としては満足出来たとまでは言えなかった作品だった。コメディ要素に関してはそれぞれに合う合わないがあると思うのでたまたま自分には合わなかっただけだと思うが、恋愛要素も主人公を誘惑してくるヒロイン→2020/01/30
真白優樹
17
過去のトラウマから恋愛にトラウマを持つ少年の元に、未来から彼の娘がやってきて始まる物語。―――愛する娘に導かれ知る、愛という想いの奥底の想い。 娘がヒロインとはどういう事か、つまりこういう事だ。新人賞らしく全てをねじ伏せる弾けるが如き勢いの中で少年が一歩を踏み出し、愛というものを知り成長するこの物語。粗削りだがそれが心地よい、未完成だが大切なものをきちんと示せている。正に優秀賞に相応しいと言いたい、背を押してくれる面白さを秘めている物語である。ここで終わるのは嘘でしょう? その未来の最後まで見てみたい。2019/12/26
げんごろう
12
とある事情で、人を好きになる気持ちを忘れてしまった主人公の元にやってきたのは、未来から来た娘。二人で好きという感情、そして未来の「ママ」を探す物語。兎にも角にも娘の燈華が可愛かったです!人懐っこくて尻尾をぶんぶん振ってる子犬みたいな感じで(笑)将来こんな可愛い娘が出来るとわかった段階で人生勝ち組確定ではないでしょうか。物語も終始コミカルな掛け合いで展開していくので、とても安心して読む事が出来る一冊でした!因みに自分のママ予想はこの3人以外のあの子です(笑)2020/01/08
METHIE
12
新春一発目。 未来からやってきた娘とママ候補たちと父親のドタバタラブコメ、暖かいファミリーモノっぽい。2020/01/03
ななめうえ
10
めちゃくちゃ面白かった。感動で泣きそうになった。 なんであんなハチャメチャなのに、こんなにグッとくるの、もっと読みたい。2020/02/04