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出版社内容情報
【電子異能学園都市】×【異世界魔術学院】――二つの世界を繋ぐ学園間戦争
内容説明
「私を―殺してください！」異世界からやってきたという儚げな少女は出会って早々、俺にそんな言葉を吐きやがった。なんでも、異世界とこちらをつなぐための大規模魔術の“生贄”から逃げてきたらしい。その儀式を止めるために、こちらの世界で死にたいのだとか…。「改竄」という力を使い、異能力を開発するこの学園都市で消化試合のような生活をしていた俺だが、「異世界転生」への手掛かりとなるコイツは何としても助けなくてはならない。「世界の命運なんて知ったこちゃないが、俺の目的のためにお前のことを守ってやるよ」電子と魔術、二つの力の邂逅が紡ぐ、運命を改竄する学園バトルファンタジー開幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MERLI
11
現代社会が生み出した「機械技術」と異世界から来た謎の力「魔術」がぶつかる…一見ありそうで、そういえばあまり見たこと無い組み合わせだと思いました。最終的には異能バトルに発展しましたから、どっちつかずと言えばそうなんですが。ハッカーというからには情報戦か何かをイメージしていたんですが、そういう要素は薄かったですね…最後はぶん殴って終わりましたからね。拳ですよ、コブシ。2019/12/08
ユウ
9
面白かったです。2020/01/25
真白優樹
8
異能力を開発する学園都市で、かつて一位に君臨しながらも一線を退いた少年が異世界から逃げてきた少女と出会い、始まる物語。―――異能と魔術が交差する混沌の中、例え世界が敵になっても彼女の為に。 属性に基づく魔術に相対するは想像が創造した可能性に満ちる異能。異世界が攻めてくる中、正義の為にではなく自らの為に守り抜く為に。そんな王道な熱さに満ちた物語であり、生の感情が迸る熱いバトルと何処か頭のネジが外れた奴等のぶつかり合いが見所である物語である。求める影が異世界に見える中、次の戦いとは。 次巻も須らく期待である。2019/10/29
かっぱ
7
妹を失ったことにより生きる目的を失くした少年が異世界から迷い込んだ少女と出会うところから始まるバトルファンタジー。異能力を自分で開発する学園都市という設定が魅力的だ。異能が発現したらそれで終わりではなく、ルール、エフェクト、リスクという独自の設定を課すことで自由にも窮屈にもなる諸刃の剣な側面があるのは良いアクセントだなと。逆に言うとこの部分の調理次第で今後の物語がぐっと面白くなりそうだ。異世界の魔術師たちとの駆け引きは注目したいところ。あと、凍火が好きです2019/10/30
水無月冬弥
6
#ラノベ #キミラノ タイトルからすると、とあるのような2大系統な魔法のぶつかりを予想していたのですが、同系列から派生した魔術みたいな感じですね。バトルは知略こみで面白かったけど、魔術が似過ぎたのが微妙かなあ。あとっキャラは凍火ちゃんがかわいいですね。2019/11/23
