出版社内容情報
桜若葉小学校のクスノキは
べつの世界とつながっている。
あちらの世界の住人と
こちらの世界の子どもたちのあいだにおこる事件は
カメレオンの探偵レオンにおまかせあれ。
レオンが探偵になったばかりのころの
3話とおまけのおはなし。
:::::::::::::::
サクラワカバ島という島がある。
この島は、桜若葉小学校と、いくつかの通路でつながっている。
小学校のひとたちは、その通路のことを知らない。というのは、小学校のひとたちは、ふつう、その通路をとおれないからだ。
けれどサクラワカバ島のひとたちは、その通路をとおって小学校に出入りできる。けれども、あまり小学校のほうにいこうとはしない。それでも、ときどきその通路をとおりぬけてしまうものがいる。そうなるとちょっとした混乱がおこる。
というのは、サクラワカバ島にすんでいるひとたちは、桜若葉小学校にかよっているひとたちとはすこしちがうからだ。
(本文より)
:::::::::::::::
内容説明
桜若葉小学校のクスノキはべつの世界とつながっている。あちらの世界の住人とこちらの世界の子どもたちのあいだにおこる事件はカメレオンの探偵レオンにおまかせあれ。レオンが探偵になったばかりのころの三話とおまけのおはなし。小学校中学年から。
著者等紹介
岡田淳[オカダジュン]
1947年、兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科卒業。図工専任教師として小学校に38年間勤務。その間に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』でデビューし、斬新なファンタジーの手法で独自の世界を描く。『放課後の時間割』(日本児童文学者協会新人賞)『学校ウサギをつかまえろ』(同協会賞)『雨やどりはすべり台の下で』(サンケイ児童出版文化賞)『扉のむこうの物語』(赤い鳥文学賞)「こそあどの森」シリーズ(野間児童文芸賞)『願いのかなうまがり角』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱせり
timeturner
kana
奏
サラサラココ