内容説明
旅をつづける孫悟空たちのまえにたちふさがる火の山。山をこえて西天にゆくためには、羅刹女がもっている芭蕉扇をかりて、火焔山の炎をけさなければならない。小学生から。
著者等紹介
唐亜明［トウアメイ］
１９５３年、中国北京市に生まれる。新聞記者を経て中国音楽家協会に勤務し、日本の歌の訳詞に従事する。１９８３年に来日。早稲田大学文学部を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修了。現在、編集者として出版社勤務のかたわら東洋大学非常勤講師を務める。東京都在住。主な著書に、小説『翡翠露』（ＴＢＳブリタニカ／第８回開高健賞奨励賞）、絵本『ナージャとりゅうおう』（絵・于大武／講談社／講談社出版文化賞絵本賞）などがある
于大武［ウタイブ］
１９４８年、中国北京市に生まれる。北京中央美術学院に学ぶ。中国絵画の伝統に現代的な感覚を取り入れた表現により国内外で高い評価を得ている。中国美術出版総社の児童雑誌編集室主任。中国美術家協会少年児童美術芸術委員会委員、中国美術家協会委員。北京市在住。１９８９年、野間絵本原画コンクールで大賞を受賞。受賞作をもとに加筆してまとめた『ナージャとりゅうおう』（文・唐亜明／講談社）により講談社出版文化賞絵本賞を受賞。また『龍拾頭』（中国人民教育出版社）によりボローニャ国際絵本原画展入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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yomineko＠猫と共に生きる
56
最終巻😢更に詳しく知りたい西遊記！霜降りる秋も火焔山のせいで猛暑。この山を越えるため羅刹女から芭蕉扇を借りなければならないが、彼女は曲者！頭を10回も切り付けられるが鉄頭のお陰で助かる🐵扇で遠方へ飛ばされるも霊吉菩薩に助けられ、再び羅刹女と対戦！彼女のジャスミン茶の泡に紛れて体内へもぐり込み、慌てた彼女から扇を奪うが偽物だった！しかしめげない孫悟空、ついに本物を手に入れ、有難いお経ももらってめでたしめでたし。お経は今も大雁塔にある。西安の？行ったよ！でも見てないよ(笑)見たいみたい！また行こう中国！2024/02/28
たまきら
21
「ええっ！終わりなの！？」3冊で終わってしまった西遊記にオタマさん愕然。ややこしい、勝手気ままな登場人物たちを楽しんでると終わっちゃうのよね。ああ、三国志も水滸伝もそうよね～。あ！オタマさんに三国志デビューさせたいなあ。オカン大好きなのよね～。2018/03/30
いろ
13
学校で西遊記の劇をする９歳男児にいろいろ西遊記を読んでみたうちの１冊。これは「西遊記絵本と言えばコレ！」的な絵本。1-2巻が貸出中で，これしか借りられなかったんだけど，劇で火焔山のくだりもあるので良いかと。けれども，息子の琴線に触れなかったようで，1-2回読んで読了。絵が好みではなかったのかなぁ。…と思って尋ねると「本が大き過ぎて棚に入らないから嫌。」それだけ!?＾＾；2017/12/20
まるりー
11
斎藤版では名前しかでてこなかった？牛魔王登場♪2015/07/30
みよちゃん
10
話より絵で表現された部分の方が楽しくなってきた。絵のダイナミックさが、天竺までの苦労を表現しているようだった。2019/10/20
