出版社内容情報
超入門!「相対性理論」を物理学者の第一人者が解き明かします。聞いたことがあっても「ぶっちゃけ、よくわからない」相対性理論。本書を読めば、日常がもっとワクワクする教養に変わります。これまでの常識を一旦捨てて読んでみてください。よい「頭の体操」になること間違い無しです。
内容説明
タイムトラベルや宇宙論と深く関わっている!?GPSの精度が良いのは、実は相対性理論のおかげ!?ブラックホールを利用すれば、未来に行くことができる!?“文系さん”がこれまで知らなかった「時間や空間の見方」が見えてくる!
目次
1 相対性理論以前の物理学を知る(「時間」と「空間」は誰が見るかで変わる―相対性理論を俯瞰してみる;ニュートン力学と電磁気学―相対性理論以前の物理学の2本柱 ほか)
2 特殊相対性理論の世界へようこそ(動いているかいないかで光の軌道が違って見える―動くものの時間は遅れて見える1;Aさんから見るとBさんの時間が遅れて見える―動くものの時間は遅れて見える2 ほか)
3 一般相対性理論の世界へようこそ(特殊相対性理論の2つの弱点―一般相対性理論が必要となったわけ;窓のない箱の中の人は自由落下か無重力かわからない―慣性系の復習と慣性力 ほか)
4 相対性理論と私たちの生活(GPSの精度が良いのは相対性理論のおかげ―GPS衛星の時計は地上の時計より早く進む;加速器で光速に限りなく近い速さで運動する粒子を作り出す―特殊相対性理論に基づいて重くなる粒子 ほか)
著者等紹介
松原隆彦[マツバラタカヒコ]
高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。東京大学、ジョンズホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞
深澤伊吹[フカザワイブキ]
1996年生まれ。京都大学工学部卒業、京都大学博士前期課程。サイエンスや勉強法にまつわるブログ「人が右なら私は左」は、中・高校生を中心に人気を集め、月間最大30万PVを誇る。わかりやすいライティング技術に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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天麩羅
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