日本人の教養―混迷する現代を生き抜くために

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日本人の教養―混迷する現代を生き抜くために

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023309982
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0095

内容説明

教養は“生きる力”だ。7つのキーワードを通して、現代社会をより賢明に生きていくための教養の新たな形を明らかにする。

目次

プロローグ 教養は「決断」を促す
第1章 「教養」を深めることの意味
第2章 「個性的」であることの意味
第3章 「知識」を得ることの意味
第4章 「統計的・批判的」であることの意味
第5章 「芸術」に触れることの意味
第6章 「出会い」を大切にすることの意味
第7章 「協調的」であることの意味
エピローグ 単なるエコノミック・アニマルではなく

著者等紹介

中嶋嶺雄[ナカジマミネオ]
国際教養大学理事長・学長、国際社会学者。1936年、長野県松本市生まれ。文学士(東京外国語大学(中国科)、1960年)、国際学修士(東京大学、1965年)、社会学博士(東京大学、1980年)。1977年、東京外国語大学教授。1992~1993年、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院客員教授。1995~2001年、東京外国語大学長。1998~2001年、国立大学協会副会長。1998~2006年、アジア太平洋大学交流機構(UMAP)初代国際事務総長、2000~2006年、財団法人大学セミナー・ハウス理事長、2001~2007年、文部科学省中央教育審議会委員(大学院部会長・外国語専門部会主査)、2006~2008年、内閣教育再生会議有識者委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

23
知識を得ることだけを目的にしてはいけない。知識を得て実践することが教養獲得に繋がる。2017/10/21

がる

2
4年前、大学のキャンパスに見学に行った際に図書館に貼ってあった中嶋学長の記事を読み、この学長の元で学びたいと進学を決めた。何年か前にもこの本を読んだと思うけど、大学4年間の課程を終え今回再読して、学長の考え方が自分ごととしてピンと理解して共感出来る部分が増えていて、前より少しは成長できたのかな、と思う。就職活動が始まったこのタイミングで読み返せて良かった。下手な就活本よりも明確に私が進んできた道、今後進むべき道を示唆してくれた。中嶋学長、ありがとうございました。2015/03/05

michi

1
教養がなぜ大事か、どう役立つかが端的にまとめられている。教養は一朝一夕で身につくものではないので、路頭に迷った時に立ち返るために、ずっとそばに置いておきたい一冊。2017/06/26

Uzundk

1
教育者として、学問を職業とする物にとってどうあるべきか。そして世界に「日本人」であることを自覚し、対峙していくするためにどうすれば良いかを考えてきた話。教養は決断を促すのであって、単なる知識で鳴く実践を伴うものこそが教養であり社会を動かす力そのものだという。ここでこの本を読んだことは大きな意味を持つと思うのだが、それをはっきりと言葉で表す術を私は持たない。是非著者の薦める本を読んでみたいと思う。2014/08/30

まゆまゆ

1
秋田にある英語で授業をすることで有名な国際教養大学の理事長が書いた本。そのせいか大学の自画自賛の内容が多いが、そこに目をつむっても、非常に考えさせられる内容ではある。特に個性的、の考え方が目からウロコだった。2012/02/09

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