朝日新書<br> 頼朝の武士団―鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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朝日新書
頼朝の武士団―鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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  • サイズ 新書判/ページ数 413p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951472
  • NDC分類 210.42
  • Cコード C0220

出版社内容情報

草創期の脆弱な鎌倉幕府をまとめ上げていたのは、情に厚い親分肌の源頼朝の個性だった! 従来の頼朝像を一変させる刺激的な論考。さらに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時についても頼朝の後継者として詳しく言及している。

内容説明

日本史上・空前絶後の万馬券“平家打倒”に賭けた源頼朝。仁義なき流血抗争を生き抜いた北条義時。2人の真実が解き明かされる!源平合戦、幕府創設、承久の乱研究の決定版。

目次

プロローグ―物騒な主従漫才
1 流人の生活(伊豆配流;頼朝の家系;頼朝の幼・少年期;支援者たち;家臣;家庭;頼朝流人時代の武家社会)
2 ドキュメント・鎌倉入り
3 「オレたちの町」鎌倉
4 御家人たちの「溜まり場」鎌倉幕府(仲間意識を醸成した都市鎌倉;仲が良いけどケンンカする御家人たち)
5 御家人たちのハートを掴んだ頼朝
6 故郷としての都市鎌倉
エピローグ―鎌倉幕府の青春時代
付編 頼朝の後、後の頼朝

著者等紹介

細川重男[ホソカワシゲオ]
1962年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、國學院大學非常勤講師、中世内乱研究会総裁(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きみたけ

67
著者は、國學院大學非常勤講師、中世内乱研究会総裁の細川重男氏。日本史上、空前絶後の万馬券「平家打倒」に賭けた源頼朝と仁義なき流血抗争を生き抜いた北条義時。源平合戦・幕府創設・承久の乱、2人の真実が解き明かされる一冊。著者の現代語訳がちょいちょい面白く、「やんちゃ」な坂東武者たちをまとめた手腕が光ります。2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公の北条義時について、頼朝の後継者として詳しく言及しています。2022/04/26

六点

65
消滅した洋泉社版も所持している、細川重男先生の古文書超訳っぷりで名高い一冊。これが駄目なら、橋本治はどうなんだと、思わなくはない昭和の男。ただ、佐殿の親分っぷり、特に小代氏や熊谷直家の例を見るに、そこそこ大きな企業の社長が、ぬこ田のようなダメ社員の名前や、美点を知っていたら、感激するだろうと思う。まぁ、実際には末端社員とか書くような会社にしか在籍経験はないが。増補分の頼朝の死以降承久の乱までの、幕府内訌になると、急激に暗い話が続く。北条義時の様な巻き込まれ人間は、歴史上多く居たのだろう。兎に角、お勧めだ。2021/11/18

ホークス

46
2021年刊(元本は2012年刊)。源頼朝の実像とその時代。当時の武士は、①貴族や大寺社から荘園の徴税を請け負い、②できれば朝廷の地方官になって権限を得、③できれば上層武士(平氏や源氏)とつながって権威を得、④でも最後は武力が頼り、と理解した。乳母の存在が大切なのは、その夫を後見役、息子を家臣にすれば武士団を創建できたから。武士たちの集う鎌倉の雰囲気、残虐かつユルい時代の空気がよく分かる。頼朝も、根は呑気な人だったらしい。現代語で再現された会話がとても面白く、『鎌倉殿』は本書の元本を参考にしてると思う。2022/05/10

だまし売りNo

43
後世の人々は弟の義経を殺したことなどから頼朝に冷酷な為政者というイメージを抱きがちである。しかし、当時の御家人達は心服するカリスマ指導者であった。次の室町時代に武家の棟梁となる足利尊氏も現代人感覚ではリーダーらしくないが、当時の人々が武家の棟梁と納得する存在であった。2022/11/12

Book & Travel

43
鎌倉時代の本は結構読んだが、大河を見ていて改めて新しい本を読みたいと思い手にした一冊。歴史新書yから出ていたのが、大幅に加筆し再刊されたもの。著者の他の著作でもあったが、鎌倉武士達の台詞をヤンキー調に意訳し、時代の雰囲気を伝えている。これがなかなか分かり易く面白い。再刊部分は頼朝と後家人達の関係を様々なエピソードから明らかにし、増補部分は頼朝死後の後家人の争いを描いている。「鎌倉殿~」の時代を網羅していると言えおすすめの一冊。駄目な所も多いが魅力ある人蕩しの大将という頼朝像は、ドラマとは違うが納得できる。2022/04/20

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