内容説明
未婚・離婚・非婚、それに少子高齢化で激増するシングル。結婚制度を超えて生きる女たちを追った著者が、高齢シングル女性の、老後設計をルポ―ひとりで迎える老後をどう乗り切るかで人生の勝負は決まる。
目次
第1章 非婚で迎えた私自身の老後
第2章 生涯現役
第3章 定年前後の果敢な変身
第4章 シニア婚を選んだふたり
第5章 三角関係の賞味期限
第6章 経済事情は二極化
第7章 病気と老化をどう受け入れるか
第8章 すばらしく、そして、やっかいな人間関係
第9章 終の棲家をどう選ぶ
第10章 此岸から彼岸へ
著者等紹介
吉廣紀代子[ヨシヒロキヨコ]
1940年、岡山県生まれ。日本女子大学文学部社会福祉学科卒。報知新聞運動部記者を経て1972年独立。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
16
人生はケースバイケース、そのときになってみないとわからないもの。ただ、女性であることは老後を楽しむひとつの大きなプラス要因になっているかな、なってゆけばいいな、と思いました。2013/06/20
shushu
1
人間の言動、判断基準、経済状況はすべて時代の産物ということがよくわかる。それなりに高度成長期の恩恵を受けているこの世代の話が40代以下の参考になるわけがない。だいたい、全体的に高学歴過ぎ。この世代の女性で大学進んでいる人がどれほど少数派か。2011/12/18
なかがわみやこ
1
予想外の内容。インタビュー相手が現在老後の人ばかりなので、これからの人には参考にならないと思う。どう考えても経済状況が違う。2010/06/28
よっちん
0
この手の本を読む人には、老後の経済的な心配もあると思うが、最後のほうにそれぞれの人が「後の人に任せる」みたいな感じで気楽でいいなと思いました。今の年よりも更に上になったらもしかしたらそういう風に考えるようになるのかもしれませんが、やっぱり題名を見て選んだらがっかりすると思います。2011/03/21