朝日選書<br> ごみ収集とまちづくり―清掃の現場から考える地方自治

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朝日選書
ごみ収集とまちづくり―清掃の現場から考える地方自治

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022631107
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0336

出版社内容情報

緊急事態宣言後、巣ごもり生活が続き大量のごみが毎日排出されている。エッセンシャル・ワーカーと称されるごみ収集に従事する人々への関心は一時集まったものの、日ごとに薄れていき私たちは日常に戻りつつある。だが、ごみ収集とはさまざまなイシューを背景に持ち、共存と共生の示唆を含む、社会を照らし出す鏡でもある。本書は、ごみ収集という清掃事業の奥深さを伝えるとともに、清掃事業を体系的に理解するための手がかりを提示する。コロナ禍での東京都北区での清掃労働体験、新宿二丁目での参与観察などを通し、現場で活躍している人々を活写し、同時に清掃行政、清掃差別の実態に迫る。また、女性の活躍、住民と行政の協働による繁華街の美化、さらには産業廃棄物業界の概要とそこで推進されているDXまでにも視野を広げる。「顔」のある人びとの場で共に歩き視線を同じにして追った、著者のフィールドワークの集大成。<目次>はじめに/第1章:大都市の清掃事業/第2章:清掃の現場/第3章:行政改革と今後の清掃事業/第4章:コロナと清掃行政/第5章:感謝の手紙と清掃差別/第6章:清掃現場と女性の活躍/第7章:住民参加と協働による繁華街の美化/第8章:事業系廃棄物と産業廃棄物業界のDX/おわりに

内容説明

ごみを収集する人と排出する人それぞれの「顔」が交叉する時見えたものとは―。清掃現場の労働体験と参与観察を通して、「ごみ」をめぐる社会の今を映し出す。著者のフィールドワークの集大成。

目次

第1章 大都市の清掃事業
第2章 ごみ収集の現場
第3章 行政改革と今後の清掃事業
第4章 コロナと清掃行政
第5章 感謝の手紙と清掃差別
第6章 清掃現場と女性の活躍
第7章 住民参加と協働による繁華街の美化
第8章 事業系廃棄物と産業廃棄物業界のDX

著者等紹介

藤井誠一郎[フジイセイイチロウ]
1970年生まれ。大東文化大学法学部准教授。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。同志社大学総合政策科学研究科嘱託講師、大東文化大学法学部専任講師などを経て現職。専門は地方自治、行政学、行政苦情救済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

10
まずはごみ収集の現場が描かれているため、ゴミを効率的に集める上でのノウハウや苦労がよくわかった。ゴミ収集車と出くわした時に先に行ってくださいとばかりに作業を止める理由もわかった。効率化によって新規採用が行われなかったことによる弊害は、近年本当に問題になっていると思う。人は必要な時にすぐに調達できるモノではなく育てていくものだからだ。男社会だったごみ収集作業に女性が入ることによる変化、そしてただゴミを集めるだけでは済まない住民サービスとしての面も強く持つごみ収集の重要さを再認識した。あとは文字数が足らない。2022/02/17

あわせ味噌

5
図★4。示唆に富む良本でした。ゴミから社会のいろいろなことが見えてごみはゴミでない、向き合えばいろいろ勉強になることを教わりました2022/05/12

アンパッサン

4
涵養。コロナ禍でのごみ収集負担増は、素人でも想像に難くないが、それをこなしていく作業員(彼らは一種の技能者なのだ)の方たちには本当に頭がさがる。著者もその作業に従事されながら、現場の様子、その変化に着目されているのがよくわかる(てかすげえ)。苦心の現場(作業員、自治体、企業、街をきれいにしようとする人々…)でありながら、著者の前向きなとらえ方が明るみをあたえてくれる。白井エコセンター、すごい。2022/06/21

とろりんとう

4
清掃職員によるゴミ収集の大変さやノウハウ・知見を初めて知った。ゴミを出す側として、ゴミ出しに対する意識を改善しないと痛感した。新宿二丁目の取り組みは素晴らしく、この様に出す側の意識・モラル改善が住みやすい町づくりには必要だ。また、白井エコセンターのDX活用による業務効率化は他の業者も活用が進めば業者全体の効率化に繋がるので、行政が主導して達成して欲しい。2021/12/26

加藤 勤

3
ごみ収集という敬遠されがちな課題に、これほど正面から向き合った本は、他にないのではないでしょうか。秩序なくごみが排出されていた新宿二丁目を地元の不動産業者やゲイバーのママたちが協力してきれいな街に生まれ変わらせた事例は、興味深いです。感想の全文はhttps://ameblo.jp/bookstama/entry-12735378047.html2022/04/03

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