出版社内容情報
【自然科学/地学】巨大地震はなぜ起こるのか。どんな種類があり、どこで被害をもたらすのか。予知、予測は可能なのか。世界中の巨大地震の波の解析で見えてきたその正体とは。地震学の到達点と防災への活用方法を語る。泰斗による初の地震学入門書。
内容説明
大きな被害、さまざまな揺れ方―巨大地震はなぜ起こる?カリフォルニア工科大学を拠点に世界の地震学をリードしてきた泰斗の、初の地震学入門。予知、予測の可能性など、科学がどのような警鐘を鳴らせるか、社会との関わり方も考える。
目次
1章 地震学を始める
2章 プレートテクトニクス
3章 マグニチュード―地震の規模を示す
4章 地震波が教えてくれたこと―多様な地震像
5章 奇妙な地震「津波地震」
6章 アスペリティ
7章 予知・予測への期待と現実
著者等紹介
金森博雄[カナモリヒロオ]
1936年東京生まれ。理学博士。59年東京大学理学部物理学科卒。同大学院進学ののち、66年東京大学地震研究所助教授、70年同教授。72年米カリフォルニア工科大学教授、85年米国地震学会会長、90年カリフォルニア工科大学地震研究所長(~98年)。米国地震学会賞(92年)、朝日賞(93年度)、日本学士院賞(2004年度)、文化功労者(06年)、京都賞(07年、基礎科学部門)など受賞多数
瀬川茂子[セガワシゲコ]
AERA編集部副編集長。1985年東京大学理学部卒。米マサチューセッツ工科大学科学ジャーナリズムフェロー、科学朝日編集部員、朝日新聞科学医療部員などを経て現職
林能成[ハヤシヨシナリ]
関西大学社会安全学部准教授。理学博士。1991年北海道大学理学部卒。JR東海勤務を経て、2001年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。独立行政法人防災科学技術研究所、名古屋大学災害対策室助手、静岡大学防災総合センター准教授等を経て現職。専門は地震学、地震防災(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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