まむし三代記

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まむし三代記

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022516640
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃を目指し、土岐家内でのし上がる。野望を受け継いだ2代はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。親子2代にわたる国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは? 弘治二年(一五五六)、四月二十日―― 国さえもたやすく滅ぼしてしまうものが、大量に発見された。 美濃の地においてである。 奇しくも、この日、ひとりの男が討たれた。 まむしと恐れられた斎藤道三である。 国を滅しかねないものを集め、秘蔵した張本人だ。 より正確を期すなら、道三とその父親である。 道三の父親は美濃へわたり、異例の出世をとげる。無論のこと、その影には国を滅ぼしかねない凶器の存在があった。 道三と法蓮房の親子二代の国盗りに、この凶器が暗躍する。 いつしか、道三と法蓮房らは凶器のことをこう呼ぶようになった。 国滅ぼし――と。                                                        (本文より)

内容説明

日ノ本すら破壊する斎藤道三の最終兵器“国滅ぼし”とは?その核心に行き着いた三代目義龍が下した驚愕の決断とは!?著者初の書き下ろし。従来の戦国史を根底から覆す、瞠目の長篇時代小説。

著者等紹介

木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。2012年「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。舟橋聖一文学賞、野村胡堂文学賞、大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

224
木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『麒麟がくる』関連第三弾です。斎藤 道三は知っていますが、斎藤家三代が主人公の小説は初めてです。斎藤 道三は、やはり本木 雅弘のイメージで読みました。『まむし』&『蛇』&『龍』、大匙山盛り、『麒麟』少々でした。2020/02/26

yoshida

152
木下昌輝さんの新たな代表作と言えよう。歴史好きも唸らされる着想がある。三代記の為、斎藤道三の父から斎藤義龍までを描く。物語の鍵は切り札の「国滅ぼし」。細川政元から道三の父が原料を奪い、製作を試みる。その影響力は近隣諸国を平定するが、誤れば国を滅ぼす。私の予想は「鉄砲」か、大友宗麟の大筒「国崩し」。「国滅ぼし」の正体と着想に感嘆。伏線の回収も見事だと思う。歴史に詳しい読者は「国滅ぼし」の正体が想像出来ると思うが、最後まで読むことをお勧めする。実際は斎藤義龍から織田信長へと繋がるもの。着想に驚き楽しめた作品。2020/03/14

修一郎

143
斎藤道三の物語は国盗り物語以来。斎藤道山父子二代説はすでに定説なのね。三代記と言いながら御祖父さんの松波高丸も‘国滅ぼし’に繋がる重要な役割を担っていて,松波高丸-法蓮房-道山-義龍の4代にわたる物語だ。‘国滅ぼし’の謎で最後まで引っ張る構成にまんまと騙された。「てつはう」や「大筒」とかのミスリードが効いているねぇ。’経世済民’を国盗りの手段として採用し,後の信長の政策に繋がるという視点も魅力的。大河ドラマで本木雅弘さん演じるかっこよすぎる斎藤道三が出演している内に読めてよかった。堪能しました!2020/04/21

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

134
斎藤道三と言えば、『国盗り物語』に始まり、最近では『麒麟がくる』でも魅力的に描かれ続けている人物だが、本作ではいかにも木下昌輝らしい発想に基づいた描写が際立つ。定説をどう料理するかといったところを楽しむのとは少し違って、個性的なキャラを駆使して独自の物語を作り上げてしまうところが、この作家の魅力なのかもしれない。絶賛はしないけど、構成も含めてそこそこ楽しめる作品でした。2020/10/27

ナイスネイチャ

128
図書館本。まむし斎藤家三代を支えた源太からの視点での物語。著者特有の血なまぐさい雰囲気を出しながら、梟雄と呼ばれた道三などを描いてました。梟雄の宇喜多家、斎藤家ときたから次は松永久秀を描いてほしいと切に思いました。2020/03/27

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