出版社内容情報
三十肩と鬱で難儀している皮膚科学研究員の山幸彦は、祖先の地である椿宿へ。ふたごの鍼灸師、古事記の山幸物語にこだわる祖父、稲荷のキツネもからみあって、家系と土地と屋敷の記憶に遭遇する。ユーモアたっぷり、5年ぶりの傑作長編。『f植物園の巣穴』の姉妹編。
内容説明
皮膚科学研究員の山幸彦は祖先の地、椿宿に向かう。ふたごの鍼灸師、稲荷のキツネ、古事記にこだわる祖父、屋根裏にあった書きつけ「f植物園の巣穴に入りて」…。
著者等紹介
梨木香歩[ナシキカホ]
1959年生まれ。作家。小説に『西の魔女が死んだ』『沼地のある森を抜けて』『冬虫夏草』(以上、新潮社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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