岩波新書<br> 世界経済図説 (第4版)

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岩波新書
世界経済図説 (第4版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318309
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0233

出版社内容情報

見開きの本文と図説で世界経済の輪郭が総論から各論まで一目でわかる定番書の最新版。情報通信面での技術革新を追う章を入れ、中国をはじめ新興国の経済的興隆と先進諸国の相対的な地盤沈下を跡付ける。国際協調が難しい中、深刻化する貿易摩擦、地域紛争、環境問題も取り上げた。今後10年を占う上で必携の一冊。

内容説明

見開きの本文と図で世界経済の輪郭を解説する定番書。新型コロナショックで激動する世界経済のファンダメンタルズは今後どうなるのか。情報通信面での技術革新を追い、中国をはじめ新興国の経済的興隆と先進諸国の相対的な地盤沈下を跡付ける。国際協調が難しい中、深刻化する貿易摩擦、地域紛争、環境問題も取り上げた。

目次

1 世界経済の輪郭
2 国際貿易
3 国際金融
4 多極化、地域統合と貿易摩擦
5 指令経済と途上国の市場経済化
6 デジタル・エコノミーの拡大・深化
7 人口・食料・エネルギー・資源
8 地球環境保全
9 経済危機
10 世界経済の構造変化

著者等紹介

宮崎勇[ミヤザキイサム]
1923年佐賀県生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済安定本部。経済企画庁事務次官、大和総研理事長などを経て、経済企画庁長官(1995‐96年)。2016年死去

田谷禎三[タヤテイゾウ]
1945年埼玉県生まれ。立教大学社会学部卒業後、UCLA経済学博士。国際通貨基金、大和証券を経て、大和総研常務理事、日本銀行政策委員会審議委員を歴任。立教大学経営学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

13
第三版は2012年に出ているので8年ぶりの改定。第三版の内容はよく覚えていないが、世界は何と大きく変わってしまったことか、と読みながら感慨にふけった。トランプ政権、米中対立の激化、国際協調の停滞…など世界経済は困難に直面していることが良く分かる。「正しく恐れる」ためにもこの本は読んでおいたほうが良い。2020/08/15

きゆう

4
一つ一つのテーマについてコンパクトにまとめられており、読みやすい。全体を読み通すことで今の世界についてザックリとイメージがつかめた。2021/01/25

ポルターガイスト

3
拾えるデータがあればいいなあと思って流し読みした。2022/11/22

逆丸カツハ

3
世界経済における新興国のシェア拡大と先進国の低下を見ると、今本当に日本が向き合う他者というのは、米でも中でも欧州でもなく、それ以外のアジア圏の国々だと思う。単純労働を任せたいがために東南アジアから出稼ぎ労働者を集める現状に手痛いしっぺ返しが来るかもしれないと思った。 それに加えて自由貿易が認められているからといって他国の惨状を救う前に、自国の最大利益を追求していく現状の体制はどうにかならないのだろうかと思う。2020/08/01

本命@ふまにたす

2
世界経済の動向について、見開き2ページの小項目ごとに解説。やはりというか、文章だけの本と比べたらわかりやすさが桁違いに感じた。手際よく世界経済についてまとめられていて、高校生などにも参考になりそう。2023/05/06

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