岩波新書<br> 首都直下地震

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岩波新書
首都直下地震

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004315926
  • NDC分類 453
  • Cコード C0244

内容説明

一極集中が加速する一千万都市・東京。もしもここに、M7の大地震が襲いかかったら…。東京付近の地下で発生し、市民の生命・身体・財産をはじめ、政治・経済・ビジネスに大きな影響を与えうる首都直下地震。巨大都市の弱点を一撃で突くこの地震は、どのような被害と災害をもたらすのか。地震学の最新の知見を紹介する。

目次

第1章 首都直下地震とは何か(地震の分類;大都市を襲う地震;どんな地震が起きるのか)
第2章 予想される被害(なぜ被害が発生するのか;なぜ被害を想定するのか;内閣府の被害想定(二〇〇四/二〇〇五年)
東京都の被害想定(二〇一二年)
内閣府の被害想定(二〇一三年))
第3章 震源はどこになる?(複雑な南関東の地下構造;活断層で起きる関東の内陸地震;プレート境界の関東地震;プレート内部での地震;超巨大地震の影響)
第4章 予知は可能なのか?(内陸の地震の予担・予測;不規則な地震;「三〇年以内、七〇%」の意味)
終章 首都圏を守るために(災害の危険性の大きな首都圏;耐震化と出火対策;帰宅困難者への対策;災害からの回復)

著者等紹介

平田直[ヒラタナオシ]
1954年東京都生まれ。東京大学地震研究所教授、東海地震判定会委員。文部科学省首都直下地震防災・減災特別プロジェクトリーダーなども務めた。専攻、観測地震学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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