内容説明
ゼロ金利、量的緩和、アベノミクス…。この間、金融政策はますます政治との関わりあいを深め、人々の日々の暮らしに大きな影響を与えている。その金融政策は、どのように決まっていくのか。日銀をはじめとする世界の中央銀行は、どのように行動しているのか。これから、どこに向かおうとしているのか。金融関連の専門用語も丁寧に解説。
目次
第1章 金融政策を理解するために(金融政策;金融政策が働く場;金融政策の決定と実行;金融政策の波及過程)
第2章 金融政策の軌跡(伝統的金融政策;金融危機と金融政策;デフレ対応策としての金融政策;非伝統的金融政策)
第3章 金融政策と財政・為替政策(財政政策との関わりあい;為替政策との関わりあい)
第4章 中央銀行が直面している諸問題(中央銀行の独立性;インフレターゲット論;国債増発下の金融政策)
第5章 デフレに対する処方箋(デフレ下の金融政策をめぐる議論;金融政策の波及過程再考;デフレの真因とそれへの処方箋)
著者等紹介
湯本雅士[ユモトマサシ]
1937年生まれ。60年東京大学法学部卒業、同年日本銀行に入行。65年ペンシルバニア大学ウォートンスクールでMBA取得。IMF出向後、日本銀行の国際金融・政策関連部局等を経て、91年より東京証券取引所に勤務。99年杏林大学社会科学部(現 総合政策学部)・同大学院国際協力研究科教授、2003年同客員教授、2010年より2012年3月まで、同大学講師として引き続き金融財政論を講義。現在、衆議院調査局財務金融調査室客員調査員としてスタッフの指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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