岩波新書<br> マルティン・ルター―ことばに生きた改革者

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岩波新書
マルティン・ルター―ことばに生きた改革者

  • 徳善 義和【著】
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  • 岩波書店(2012/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004313724
  • NDC分類 198.385
  • Cコード C0214

出版社内容情報

ことばの真理を追い求め,聖書を読んで読みぬく.ひとりの若き修道士の飽くなき探究心が,キリスト教の世界を根底から変え,新しい時代の幕をひらいた.マルティン・ルター.宗教改革者.聖書のことばをひたむきに見つめ,ヨーロッパに中世と近代とを画する歴史の転機をもたらした生涯を描く.

内容説明

ことばの真理を追い求め、聖書を読んで読みぬく。ひとりの若き修道士の飽くなき探究心が、キリスト教の世界を根底から変え、新しい時代への扉をひらいた。マルティン・ルター。宗教改革者。聖書のことばをひたむきに見つめ、ヨーロッパに中世と近代とを画す歴史の転機をもたらした生涯を描く。

目次

序章 ことばに生きる
第1章 ことばとの出会い
第2章 ことばが動き始める
第3章 ことばが前進する
第4章 ことばが広がる
第5章 ことばを受けとめる
終章 ことばに生きた改革者

著者等紹介

徳善義和[トクゼンヨシカズ]
1932年東京生まれ。1954年東京大学工学部卒業。1957年日本ルーテル神学校卒業。専攻は歴史神学(宗教改革)。現在、ルーテル学院大学、ルーテル神学校名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

101
言葉を通してキリスト教を改革していったルターの生涯を描く一冊。言葉の重みがないがしろにされている現在の日本の状況を考えると、ルターの生き方に深く共感する。ルターは知識としてのキリスト教ではなく、神の御言葉を生きた人だった。聖書を読み込んで、自分の血肉として生き続けた。聖書を読み込むことで見えてくるのは、十字架の上のイエスの苦しみだ。その苦しみを引き受けて生き抜こうとする人の言葉が、多くの人を動かしたのは自然な流れだろう。祈りを持って聖書を読むというルターの姿勢の意味を、繰り返し考えたい。2018/04/06

mitei

82
ルターって真面目を絵に描いたような人だなぁと思った。そして活版印刷の技術が浸透しているのも時代の流れなんだろうなぁと思った。2013/01/15

夜間飛行

70
落雷を受けて修道士を目指したルターは、厳しい修行の中で徹底的な懐疑を抱いていく。一代で財をなした父親譲りの自律心と不屈の闘志を持つ青年ルターが目に浮かんだ。初め「神の義」を「裁き」や「罰」と考えて行き詰まった彼は、ある日塔の中でそれを神から与えられた「恵み」と解釈し、その最たるものが「キリストの十字架」なのだと考えるに至る。罰を与える神から受難の姿(正しさ)を示す神への転換は衝撃だったろう。それは無謬のローマ・カトリック教会から人間を解放し、本当の正しさとは何かに人々を向き合わせたのではないかと想像する。2015/07/10

Aster

65
ルターと宗教改革とカトリック教会の漠然とした知識が整理された(もちろん完全には理解出来ていないが)。ルターといえば中世の堕落したキリスト教を改革したという世界史の教科書レベルの知識のイメージしか無かったが、実は単なる改革者というよりも敬虔な聖職者であり、誰よりも聖書について考え、信仰について考えた結果が宗教改革に繋がったのだという。もちろん運も必要な時代であったが。晩年には修道士であるにも関わらず結婚しており、聖書の言葉に真摯に向き合い、自分なりの解釈を実行する勇気が彼にはあったのだなと思う。2020/10/15

Koning

44
恐らくは現在日本で第1人者だろうルター研究家によるルター伝。ルーテルの牧師なので神学寄りは仕方ないところか。教会制度への反対というより修道士として聖書に向き合いその態度を貫くという生き様は迫力があるし、実に生き生きと描いている。それでも贔屓の引き倒しになると思いきや晩年の農民一揆の件とユダヤ人への態度(これがまんまとナチに利用されるのだが)もきっちり書いているあたりは流石。2016/05/02

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