出版社内容情報
エジプトを脱出したイスラエル民族は、約束の地カナンでダビデ、ソロモンのもとに統一国家を形成するが、やがて南北両王国に分裂する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
孤独な読書人
3
神話から物語へ。モーセ五書では律法の説明的箇所も多く読みづらかったがヨシユア記以降の歴史編ではカナンの地に到着したユダヤ民族がやがて王を立てて国を作りそして、バビロン捕囚につながっていく。2021/10/31
悠
1
旧約の歴史書は、約束の地カナンへの侵攻から、建国、分裂をへて、バビロン捕囚へといたるイスラエルの興亡が記されたもの。おもしろさでも知名度でも、ダビデとソロモンが他を圧しているので、全体の流れがおろそかにならないように心がけた。なかでも目をひらかれたのが、信仰の厚さをはかる項目の達成度によって、幾代もの王に次々と信賞必罰が加えられていくくだり。本篇の幕間というには、いささか長く単調な記述は、冗長な現代語訳では眠たくなったけど、簡潔な文語で読むと、ミニマムな反復の効果は明らかで、歴史を語る目的が伝わってきた。2016/07/31
浮草堂美奈
0
小説の資料に。2016/01/18
佐藤 智治
0
何も前触れもなく固有名詞が出てくるので、さっぱり判らなかった。 ですので、論じる資格なしです。2019/10/12
Shinsuke Mutsukura
0
文語訳なんでわけわからないですね。 最後の解説だけ読めばわかる感じですが、あと2冊どうするかな。2018/03/10