岩波文庫
ニコライの日記〈中〉―ロシア人宣教師が生きた明治日本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 469p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003349328
  • NDC分類 198.192
  • Cコード C0123

出版社内容情報

「芽は出つつある.しかし,まことにかぼそい芽だ.」若い教会と伝教者の育成に心をくだき,日本全国を訪ね歩いて人々に語りかけた「ニコライ堂のニコライ」.日清戦争終結と三国干渉,高まる反露感情――寄せ来る時代の波のなかで記された日々の記録は,その率直な心と日本への深い思い,骨太の姿を映し出す.(全3冊)

内容説明

「芽は出つつある。しかし、まことにかぼそい芽だ」。日清戦争終結と三国干渉、高まる反露感情―寄せ来る時代の波のなかで若い教会の育成に心をくだき、日本全国を歩いて人びとに語りかけたニコライ。深い情熱と率直な心を映し出す日々の記録。

目次

一八九二年(明治二五年)九月から下総、東京、北関東、仙台
一八九三年(明治二六年)東京、信州、北陸、東北
一八九四年(明治二七年)東京
一八九五年(明治二八年)東京
一八九六年(明治二九年)東京
一八九七年(明治三〇年)東京
一八九八年(明治三一年)東京、北海道
一八九九年(明治三二年)東京
一九〇〇年(明治三三年)東京、京都、大阪
一九〇一年(明治三四年)東京、京都、大阪