岩波ブックレット<br> 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

個数:
電子版価格
¥572
  • 電書あり

岩波ブックレット
「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月26日 20時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 47p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002709970
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0336

内容説明

いま、学校は子どもの力を育んでいるか。大人に都合のよい教育に、子どもを押し込めていないか。どんな子にも居場所をつくる教育を実践する大阪市立大空小学校の日常を追った映画『みんなの学校』で話題の木村泰子元校長と、人気の教育評論家・尾木ママが熱く語り合う。一人ひとりが主体となって自分たちの手で社会をつくり、未来を拓くための教育をめざして。

目次

はじめに―「社会を変える」=「自分を変える」
第1章 子どもが見えなくなっている学校現場
第2章 正解のない問いを問い続ける大切さ
第3章 道徳の教科化が子どもたちから奪うもの
第4章 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

著者等紹介

尾木直樹[オギナオキ]
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、中学、高校の国語教師を22年間務めた。その後、大学教員に転身して、法政大学教授など22年教壇に立つ。臨床教育研究所「虹」所長として教育・子育てに関する調査・研究、評論活動を続ける。著書(監修含む)は230冊超。テレビ、CMにも多数出演し、「尾木ママ」の愛称で親しまれている

木村泰子[キムラヤスコ]
大阪市出身。武庫川学院女子短期大学卒業。「みんながつくるみんなの学校」を合い言葉に、子ども、保護者、地域住民、教職員一人ひとりがつくる大阪市立大空小学校の初代校長を9年間にわたり務めた。「すべての子どもの学習権を保障する」同校の取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』が話題を呼んだ。2015年に退職後は、全国各地で講演活動、教員研修、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

60
この本に今めぐり会えて良かった!部分的な感想で恐縮ですが、ここだけは記録しておこうと思ったのが次の箇所です。以下、尾木ママの言葉を引用。「あいさつを強要すると、先生は本当の子供の姿が見えなくなってしまいます。「運動」として押しつけることでその子のその日の体調や気持ち、周囲のことが見えにくくなるおそれがありますよね。子どもと先生の関係を断ち切ってしまうのが「あいさつ運動」の本質なのです。」その通りだと思います。我が子が通う学校でも「あいさつ運動」が行われています。この本を生徒指導の先生に進呈したいです。2019/09/21

ネギっ子gen

55
【正解のない問いを問い続ける大切さ】どんな子にも居場所をつくる教育を実践する大阪市立大空小学校の日常を追った映画『みんなの学校』で話題の元校長と、教育評論家・尾木ママが熱く語り合った、ブックレット。対談の企画者・丸山剛氏は「はじめに」で書く。<本書は、尾木直樹さんと木村泰子さんの対話から、学校現場が抱える課題とこれからの社会を生きる子どもたちに必要な力を整理したうえで、道徳の教科化の問題を指摘するとともに、自分を変えるためにシンプルで有効な考え方を示しています>と。それが「みんなの社会」へ繋がる力に――⇒2023/06/15

たまきら

34
薄い小冊子ですが、自分がもやもや漠然と感じていた道徳教育への不安、前例が幅を利かせるさまざまなしきたりのもたらす閉塞感などについて「そう!じぶんもそれが気になっているんだ!」と気づくことができました。教育者だから、気づいてくれる、気づかせてくれる。50ページもない本ですが、一読の価値がある一冊だと思います。2020/03/26

ベランダ

23
子育てって大変だ…涙。学校とは、親としては次世代育成のタッグを組んで欲しい存在だったが、大事なうちの子をどうするつもりやねんってことになっている。本音で話すのって難しい。できたら木村先生が言ってくれているリーダーシップを学校が発揮してくれたらうれしいんだけれど、どうしてか上の都合のよいように上意下達で押し付けられ、しわ寄せは、いじめ問題や家庭内の虐待問題に現れる。いじめ問題の解決が決まった価値観の押しつけの道徳教育でできるって誰が信じる?誰も信じてないと思うけど。もっとあたたかい社会を作りたいですよ。私は2021/02/01

サラダボウル

21
映画をまだ見てないのですが、話題となった公立小学校ドキュメンタリー映画の校長先生と尾木先生の対談イベントの書籍化。普通でなければならない事、当たり前であるべき事、がこどもを苦しめる。今後はこどもを主体としていく。私は高校まで公立校に通ったが、色々な幸運に恵まれて、ここで語られている事に近い環境で育った。昔から良い先生はたくさんいる。なので親になって、こども達に主体的に考えさせない(保護者も含めて)教育にびっくりした。これからも答えはない。私自身、模索し参加していかないとね。2019/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13708227
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。