岩波ブックレット<br> 国家機密と良心―私はなぜペンタゴン情報を暴露したか

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国家機密と良心―私はなぜペンタゴン情報を暴露したか

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  • サイズ A5判/ページ数 118p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002709963
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0336

内容説明

ベトナム戦争の嘘を暴露する良心的告発を行なったエルズバーグ氏。ニクソン大統領を畏れさせ、スキャンダルにより窮地に追い込み、のちにエドワード・スノーデンをして「彼がいなければスノーデンもいなかった」(ドレスデン平和賞受賞時のメッセージ)と言わしめた人物は、差し迫る核戦争のもたらす惨禍を政府内部でどのように知ったのか。政府高官になるまでどんな人生を辿り、いかなる内心の葛藤を経て、戦争の嘘を語る膨大な内部文書を告発するに至ったのか。驚嘆すべき具体的な記憶を語った単独インタビューの記録。自らの人生や内心の葛藤を語った日本版オリジナル・インタビュー。

目次

1 私の歩んだ道―人生の転機を迎えるまで
2 ペンタゴン・ペーパーズを暴露する
3 隠然たる帝国・アメリカ―日本への核持ちこみ
4 なにが私を変えたのか
5 日本の読者の皆さんに

著者等紹介

エルズバーグ,ダニエル[エルズバーグ,ダニエル] [Ellsberg,Daniel]
1931年シカゴ生まれ。戦略研究者、平和運動家。元国防総省勤務、元国防次官補佐官。ハーバード大学卒業後、ケンブリッジ大学に留学。ランド研究所、米国国務省で政策研究を行なう。「ペンタゴン・ペーパーズ」作成に関わるが、1971年に国防総省のベトナム政策決定経過を『ニューヨークタイムズ』や『ワシントンポスト』に内部告発して合衆国法典793条e項(国防機密漏洩罪)違反に問われ、起訴、解任される。その後、ロサンゼルス連邦地裁で公訴棄却の判決。以後、軍縮の研究に従事しながら、平和運動に携わる。2016年ドレスデン平和賞受賞

梓澤登[アズサワノボル]
1946年生まれ。訳書に、ジョン・デューイ調査委員会編著『トロツキーは無罪だ!』(現代書館、2009年)など

若林希和[ワカバヤシキワ]
大阪生まれ。7歳の時に父親の仕事の関係で渡米、小学校卒業までをロサンゼルスで過ごす。ホテル、出版社、旅行代理店、大使館などでの勤務を経て、2013年から、主に海外のテレビ局やメディアの現地プロデューサーとして活躍。2018年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

102
先日「外事警察秘録」を読んで特定秘密保護法の制定に賭ける官邸官僚の執念にゾッとし、本書に思いが至る。ペンタゴン・ペーパーズの作成に関わり、ベトナム戦争に対する米国政府の欺瞞と隠蔽を告発すべく、新聞社にコピーを渡したエルズバーグ氏のインタビューである。水爆開発に苦悩する父親への思い、ハーシーの「ヒロシマ」、ランド研究所での核戦争の危険性の研究、ガンジー主義者・キング牧師信奉者など、エルズバーグ氏の思い(良心)が語られる。米軍の核持込みの事実さえ否認し続けるような日本政府が執着する秘密保護法への警鐘が響く。2024/01/24

matsu

3
「ペンタゴンペーパーズ」で描かれていたベトナム戦争に対するアメリカ政府の分析書類を告発した、ダニエルエルズバーグ氏のインタビュー。経緯や裏話を期待したけどそこら辺はあまり話されておらず、核兵器の危険さなどが中心だったのが少し残念だった。2019/05/17

かしこ

1
詳しく描かれていなかったが子どもの頃に起きた交通事故の話が辛すぎる。お父さんが運転していた車で疲れて居眠り運転をしたために、本人は大怪我、お母さん妹は死んでしまって……お父さんやエルズバーグ氏のその後の人生の歩みに大きな大きな影響を与えた事故だろう。2019/09/26

みさと

1
伝説の内部告発者ダニエル・エルズバーグへの単独インタビュー記録。ベトナム戦争のウソについて国防総省が調査・作成した米国防総省機密報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)を、記録作成に関わった一人ダニエル・エルズバーグが、失職、投獄、処刑を覚悟の上で新聞に告発、公開した。何が彼をしてそうさせたのか、生い立ちや考え方について本人自身が語る。父親の事、ベトナム戦争の不正義に加担したくないとして徴兵拒否を公に宣言した若者との出会いにより人生を揺さぶられた事、一人の生き様が他の人に必ず影響を与えるとの信念が語られる。 2019/05/27

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