百まいのドレス

個数:

百まいのドレス

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 21時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 92p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784001155792
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

「百まいのドレス」を持っていると言い張る、まずしいポーランド移民の女の子ワンダ。人気者で活発なペギーが先頭に立って、みんなでワンダをからかいます。ペギーの親友マデラインは、よくないことだと感じながら、だまって見ていました…。どんなところでも、どんな人にも起こりうる差別の問題を、むずかしい言葉を使わずにみごとに描いた、アメリカの名作。ロングセラー『百まいのきもの』が50年ぶりに生まれかわりました。

著者等紹介

エスティス,エレナ[エスティス,エレナ][Estes,Eleanor]
1906‐88。アメリカのコネティカット州生まれ。1932‐40年、ニューヨーク公共図書館の児童部で図書館員として働く。『元気なモファットきょうだい』シリーズ、『百まいのドレス』がよく知られている。1962年に、さし絵も自ら手がけた『ジンジャー・パイ』でニューベリー賞を受賞

石井桃子[イシイモモコ]
1907年、浦和市生まれ。編集者として「岩波少年文庫」「岩波の子どもの本」の創刊に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

80
著者が経験した辛い体験を物語にした本でした。 子供達は、自分たちと少しでも変わっている子を排除というか、虐める傾向が今でもあるのではないでしょうか。母のいない貧しいワンダは、いつも同じ服を着ているのですが、ドレスを百枚持っていると話した事から虐めが始まりました。虐めの首謀者ともいえるペギーには、虐めているとの認識が無いのも、よくある話だと思いました。 ペギーの親友マデラインには、自分がされたらイヤだとの認識があり罪の意識を拭えません。 謝りたくても物理的に出来なくなった辛さがよく表れていました。2016/02/27

tokotoko

61
★アメリカ★この本は、逆境でがんばりながらも・・・くじけそうな人に、きっと勇気をくれると思います。楽しくて、面白くて、元気がはじけてて、悩みもどこかへ吹き飛んじゃう!という児童書も多い中、この本は、悩みに思いっきりぶつかり、考え続け、そして進んでいく女の子達が主人公です。言葉が少なく、周りに理解されない子も出てきます。けれど、言葉の代わりにね、ずっとあるものを作り続けてます。それがやがて、一筋の光のように、相手の心に届きます。作り続けるってことが素敵だなぁ、って思います。強くて美しいなぁ、って思います。2015/02/25

はる

60
読友さんの御感想から。少女達の繊細な気持ちが伝わってきます。独特の空気感は今と変わらない。人種差別の愚かさを、小さなドラマを通して描いています。石井桃子さんのあとがきで物語の背景が分かるのも嬉しい。2016/02/18

neimu

55
小学生の時に読んだのに忘れられない。100枚もドレスの絵を描くことは出来ないけれど、いじめられた哀しさや悔しさは忘れられない。100枚絵を描いても、昇華することは無いだろうと思う自分を思うと、情けなくなるのだが。傍観者でいることは、何を意味するのか。思い出す度に重い気持ちになる本だが忘れられない。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

47
タイトルから気になっていた一冊。まさかイジメがテーマだとは思いませんでした。イジメに対して声を出すのは勇気がいるが、傍観している、見て見ぬふりはイジメと同じである。後悔先に立たずだと感じました。マデラインの変化した気持ちが、読者に少しても響き、自分がどう行動したらいいか考えるきっかけになって欲しいです。2021/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/60696
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。