芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚

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芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚

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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000613040
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

気鋭の研究者と当代随一の翻訳家がタッグを組み、芥川が選びぬいた「新しい英米の文芸」の粋を味わい尽くす! 旧制高校の英語副読本として編まれた選集より二〇篇をさらに精選。知られざる名アンソロジー、ここに蘇る!

内容説明

気鋭の研究者と当代随一の翻訳家がタッグを組み、芥川が選んだ「新らしい英米の文芸」を蘇らせる!旧制高校の英語副読本として編まれたアンソロジー八巻より、二〇の短篇をさらに精選。ポーやスティーヴンソンから本邦初訳の作家まで、芥川自身の作品にもつながる“怪異・幻想”の世界を全て新訳で堪能する。イェーツやキャロルなどの芥川による翻訳も収録。

目次

The Modern Series of English Literatureより(身勝手な巨人(オスカー・ワイルド)
追い剥ぎ(ダンセイニ卿)
ショーニーン(レディ・グレゴリー)
天邪鬼(エドガー・アラン・ポー)
マークハイム(R.L.・スティーヴンソン) ほか)
芥川龍之介作品より(春の心臓(ウィリアム・バトラー・イェーツ)
アリス物語(抄)(ルイス・キャロル)
馬の脚(芥川龍之介))

著者等紹介

澤西祐典[サワニシユウテン]
1986年生、作家・別府大学講師・日本近代文化研究者。小説作品に『フラミンゴの村』(すばる文学賞)などがある。研究者としての専門は芥川龍之介

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年生、翻訳家・東京大学名誉教授・米文学者。雑誌『MONKEY』責任編集。数々のエッセイ集や翻訳論などでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りつこ

36
芥川龍之介が旧制高校の生徒のために編んだ英読本を芥川研究者の澤西祐典さんと柴田元幸さんで選び翻訳し直した作品集。古風な作品が多いが、奇想短編に飽きた読者にはむしろ新鮮。オスカー・ワイルド「身勝手な巨人」、ダンセイニ卿「追い剥ぎ」、スティーヴンソン「マークハイム」、ビアス「月明かりの道」、マシューズ「張り合う幽霊」、ウェルズ「林檎」、ビアボーム「A.V.レイダー」、ブラックウッド「スランバブル孃と閉所恐怖症」、オサリヴァン「隔たり」、グッドマン「残り一周」がよかった。芥川の「馬の脚」もよかった!2019/03/14

踊る猫

33
あまり前のめりになって読み進めることが出来なかった。今でもなお読むに耐え得るアクチュアルな作家を選んでいるところは流石芥川といったところだが、それでも「今」を生きる選者が編んだアンソロジーの方が数倍面白いと思ってしまうのはこちらの哀しい性/限界なのか。駄本というわけではないが、もう少し色気のあるアンソロジーの方が楽しめる。その意味では私は(解説でも指摘されているが)芥川にボルヘス的なものを感じる。ボルヘスも色気がなくて個人的にはそんなに前のめりになって読むことが出来ない作家なので……とまあ、複雑な読後感が2019/02/07

くさてる

25
なんとあの芥川が選出した英米の怪異・幻想アンソロジー。というわけでどれもこれも雰囲気たっぷりで、不思議でどこか禍々しい……と思っていたらあんがいそうでもなかったりするのも楽しかった。マシューズ「張り合う幽霊」なんて、楽しくてニヤニヤしちゃった。他には、アメリカ独立戦争が残した哀しい幻を描く、ローズ「特別人員」がとても良かったです。また、芥川が訳した「不思議の国のアリス」を一部読めるのも面白かったです。2019/04/20

有理数

20
素晴らしいアンソロジー。芥川龍之介が当時、高校生のための英語副読本として英米の短編を集めて刊行。今回はそこからさらに面白いものを選んで収めている。驚くのは本邦初訳作品の多さ。読み終えて「面白い!」と膝を打ったものが、実は100年近く未訳だったりする。「こんなに面白いのに!?」という驚きが続く。超常現象、幽霊譚から、人間心理、恐怖症まで。知った名前から知らない名前まで。芥川作品も数作収められていますが、これも佳い。年始から大変いい一冊を読んだ。今年はアンソロジーをたくさん読むか!2019/01/23

スイ

19
芥川龍之介が編んだアンソロジー(!)から更に絞って豪華な翻訳者たちが訳したアンソロジー。 どの作品も面白い上に、芥川の追体験をするようだと思うと二度楽しめる。 いや、丁寧な背景説明(作者と芥川の選の理由など)まであるので、三度楽しめるか。 その上、芥川が訳した作品と芥川自身の作品も収録。 芥川作の「馬の脚」、良かったなぁ…。2020/09/15

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