出版社内容情報
アリストテレスから,八つぁんに問いつめられる落語のご隠居に至るまで,時間と空間とは古来人びとの頭を悩ませてきた.日ごろ何気なく使っているこれらの概念について,古典的なパラドックスや代表的な哲学者の見解を紹介しながら,哲学的に考えてゆく.歴史や文学の話題を織り交ぜ,時間と空間をめぐる不思議な旅に読者を誘う入門書.
内容説明
日ごろ何気なく私たちが使っている時間と空間の概念について、古典的なパラドックスや代表的な哲学者の見解を紹介しながら、哲学的に考えてゆく。歴史や文学の話題を織り交ぜ、時間と空間をめぐる不思議な旅に読者を誘う入門書。
目次
万物の尺度
変化
側面のない箱はあるのか
曲線と次元
時間の始まりと終わり
空間の端
無限とパラドックス
時間は過ぎ去るのか
映画のごとき宇宙
歴史に介入する
他にもある時間と空間
時間の矢
著者等紹介
レ・ペドヴィン,ロビン[レペドヴィン,ロビン][Le Poidevin,Robin]
イギリス・リーズ大学哲学科教授。形而上学、認識論、宗教哲学
植村恒一郎[ウエムラツネイチロウ]
群馬県立女子大学教授。哲学、時間論
島田協子[シマダキョウコ]
群馬県立女子大学准教授。英文学、モダニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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