ロールズ政治哲学史講義〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000258180
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ハーヴァード大学で三〇余年にわたって練り上げられた円熟の講義録.ホッブズ,ロック,ルソー,ヒューム,ミル,そしてマルクスらを配し,「正義の政治的構想を表現するものとして,リベラリズムのより中心的な特徴を特定する」意図のもとに,丹念に分析を重ねたロールズ最後の著書.〈公正としての正義〉解釈に必携.

内容説明

ジョン・ロールズが退職するまで、ハーバード大学で三十余年にわたって行われた「近代政治哲学」講座。本書は、その円熟の講義録を収めたものである。ホッブズ、ロック、ヒューム、ルソー、ミル、マルクス、シジウィック、バトラーら八人の理論家を「範例」とし、「正義の政治的構想を表現するものとして、リベラリズムのより中心的な特徴を特定する」意図のもとに、丹念に分析を重ねたロールズ最後の著書。

目次

序論―政治哲学についての見解
ホッブズ(ホッブズの世俗的道徳主義と社会契約の役割;人間性と自然状態;実践的推論についてのホッブズの説明;主権者の役割と権力)
ロック(ロックの自然法の教義;正統な体制に関するロックの解釈;所有権と階級国家)
ヒューム(「原初契約について」;効用、正義、そして賢明な観察者)
ルソー(社会契約―その問題;社会契約―諸仮定と一般意志(一)
一般意志(二)と安定性の問題)

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