出版社内容情報
大正デモクラシー研究で大きな足跡をのこしてきた著者が、これまで書物に未収録のものの中から自選した人物論集。実業家渋沢栄一と反骨の国家主義者野依秀一、自由主義者石橋湛山とA級戦犯賀屋興宣など、興味ぶかい人間関係を含む15篇を収録。
内容説明
明治の社会主義者から、原敬、吉野作造、昭和天皇まで珠玉の人物論。未発表の「野依秀一と明治社会主義者」を収録。
目次
1 安部磯雄と堺利彦―明治の社会主義者
2 野依秀一―反骨の国権的自由主義者
3 原敬―平民宰相の実像
4 大正デモクラットの諸相
5 昭和天皇と児玉誉士夫―戦争責任のゆくえ
6 京都の大学人―学問と実践
著者等紹介
松尾尊〓[マツオタカヨシ]
1929年鳥取市生まれ。日本史学者。京都大学文学部卒業。京都大学・京都橘大学名誉教授。大正デモクラシーの実証的研究の先駆者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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