出版社内容情報
日本の「事業再生ファンド」の草分け、「日本みらいキャピタル」を運営する著者が、組織改革に取り組む中小企業の現場に入り込み、試行錯誤していく同時進行的ドキュメント。組織特有の「思考の枠」をどう学びほぐし(アンラーン)ていくのか。苦闘する多くの会社員、企業人に贈る、示唆に富む1冊。
内容説明
日本の「事業再生ファンド」の草分け、「日本みらいキャピタル」を運営する著者が、中小企業の現場に入り込み、組織改革の試行錯誤を重ねていく同時進行的ドキュメント。組織特有の「思考の枠」をどう学びほぐして(UNLEARN)いくのか。苦闘する多くの会社員、企業人、ポジティブなだけのビジネス書に物足りなさを感じた人に贈る、示唆に富む1冊。
目次
第1章 企業はどのように再生するのか
第2章 「事業再生ファンド」とは何か
第3章 H社の物語1「学びほぐし」―身体化した企業文化を捨てられるか
第4章 H社の物語2「創造」―イノベーションへの挑戦
第5章 考察―「H社の物語」に普遍性はあるのか?
「あとがき」に代えて―H社のその後
著者等紹介
安嶋明[ヤスジマアキラ]
1955年生まれ。東京大学経済学部を卒業後、旧日本興業銀行に入行。国際、投資金融関連業務を担当。プライベート・エクイティ部長を最後に退職し、2002年2月に日本みらいキャピタル株式会社を設立。同社代表取締役社長。日本の事業再生ファンドの草分けである同社は、投資先企業の組織変革に時間をかけて伴走するユニークな活動で知られる。一般社団法人・事業再生実務家協会常議員、経済産業省早期事業再生研究会(2003年)、地域中小企業活性化政策委託事業委員会委員(2008年)等を歴任。この間、経営の傍ら、青山学院大学大学院で認知科学(修士)を学ぶ。現在、北陸先端科学技術大学院大学で博士課程在籍中。幼少期より読書好きでエッセイも執筆。日本エッセイスト・クラブ会員、財界人文芸誌『ほほづゑ』編集世話人。日本認知科学会会員、組織学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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