チョムスキー言語基礎論集

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  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000227872
  • NDC分類 801
  • Cコード C3080

出版社内容情報

言語研究に革命的変革をもたらしたチョムスキー.その思想の源流,根本成分は何か.言語という概念の明確化,言語研究と人間性の本質に関する理解との間に存在する関係,言語学という分野に対する新たな位置付けなどに関する代表的論考を編年体で収める.半世紀にわたる思考の推移と発展の過程を一冊の内に一望する,他に類を見ない選集.

内容説明

思想の源流、そして根本成分は何か。半世紀にわたる思考の推移と発展の過程を烏瞰する他に類を見ない選集。

目次

1 言語理論の論理構造(1975年)序論
2 統辞理論の諸相(1965年)第1章・方法論序説
3 言語の知識―その本質、起源、および使用(1986年)
4 変換文法―過去、現在、そして未来(1988年)
5 言語と自然(1995年)
6 生物言語学の探究―設計、発達、進化(2007年)

著者等紹介

チョムスキー,ノーム[チョムスキー,ノーム][Chomsky,Noam]
1928年、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれる。学部生時代をペンシルベニア大学で送り、1951‐55年は同大学大学院に籍を置きつつ、ハーバード大学のジュニアフェローを務める。1955年、ペンシルベニア大学より言語学の博士号(Ph.D.)を受ける。1955年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)に勤務し、現在は同大学を代表するインスティテュート・プロフェッサー、名誉教授。生成文法理論の創始者かつ主導者として今なお理論言語学・認知科学の分野に多大な影響を与えつづける一方、1960年代から一貫して人間解放の闘いに全力で取り組んできた政治活動家としての顔ももつ

福井直樹[フクイナオキ]
1986年、マサチューセッツ工科大学(MIT)にて言語学の博士号(Ph.D.)を取得。カリフォルニア大学アーバイン校言語学科教授を経て、上智大学外国語学部教授。専門は認知科学、理論言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

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本書は、個別的変形規則と適用制約を記述する統語現象研究の第1期(50-70年代半ば)、原理とパラメータ(P&P)モデルによる普遍文法(UG)のアーキテクチャを探求する第2期(-80年代)、ミニマリスト・プログラム(MP)から言語とUGの役割、特に後者が説明するものから説明対象に変わりトップダウンからボトムアップの問題設定になる第3期(-90年代)、現在までのMPによる言語の進化妥当性の検証に関する論文6本を収録する。方法論的二元論に対立する著者の方法論的自然主義が、仮説と検証を繰り返すプロセスが見渡せる。2017/05/09

books

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哲学者也。

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