芸術家の誕生―フランス古典主義時代の画家と社会

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  • サイズ A5判/ページ数 264,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000227797
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C0070

内容説明

手職従事者としての絵師は、フランス古典主義時代に、王立絵画・彫刻アカデミー設置による画像制作の自由学芸へと格上げとともに高級専門職となり、やがては天与の才能を持つ芸術家へとその社会的表象の変化させていく。種々の方法論と膨大な先行研究を活用しながら、その経緯を総合的に跡づけた芸術社会学の労作。

目次

第1章 アカデミーの設置と職能団体の高級専門職化
第2章 線描系技芸に与えられた特権
第3章 図像制作の分散化と階層化
第4章 イメージの自由学芸化
第5章 作品を見るまなざしの理論化
第6章 「美術」の発明
第7章 「芸術家」の出現

著者等紹介

エニック,ナタリー[エニック,ナタリー][Heinich,Nathalie]
フランス国立科学研究センター主任研究員。当初、ピエール・ブルデューに師事。芸術社会学専攻

佐野泰雄[サノヤスオ]
東京大学大学院博士課程中退。一橋大学言語社会研究科教授。フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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