出版社内容情報
カウンセリングとは何か、不登校、神経症、うつ病、統合失調症など多様な(心の問題)にカウンセラーはどのように対応するのか-現役のカウンセラーが優しく解説します。「カウンセリングはどこに行けば受けられるのか」「精神科や心療内科とはどう違うのか」など、これからカウンセリングを受ける人のためのFAQも収録
内容説明
カウンセリングとは何か、心の傷や心の病が治るとはどういうことなのか、不登校、神経症、自傷、うつ病、統合失調症などの多様な“心の問題”にカウンセラーはどのように対応するのか…現役のカウンセラーが自らの臨床体験を踏まえて、やさしく解説します。
目次
カウンセリングに行く前に
第1部 カウンセリングの一般的プロセス(自分の問題で相談に訪れるクライエント;周囲の人のことで相談に訪れるクライエント;周囲の人に連れて来られるクライエント;カウンセリング・プロセスのまとめ)
第2部 カウンセリングの対象となる心理的問題(子どもの問題;神経症;身体化;行動化 ほか)
第3部 用語集
著者等紹介
倉光修[クラミツオサム]
1951年生まれ。東京大学学生相談所カウンセラー・大学院教育学研究科教授。臨床心理士
桑原知子[クワバラトモコ]
1955年生まれ。京都大学大学院教育学研究科助教授。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mana
14
軽く予習に。一般向けなので、専門用語には注釈など、かみ砕いた書き方で、ストーリー仕立ての症例と対応の解説だったのでかなり楽に読めた。精神障害や発達障害を学びたい人にもおすすめだと思います。2020/06/11
きゃなこ
0
症例が多く、各病気への知識が深まった。読めばカウンセリングが出来るようになるというものではないが、病気でないひとが、精神を病んだひとの様子を理解できるようになる一歩にはなるか。
そふぃあ
0
一般向けに書かれているのでわかりやすい。事例にのめり込んで泣けてきたところもあった。2009/03/11