道を継ぐ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784990843649
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

7万部突破の『女の運命は髪で変わる』の著者・佐藤友美が、1人の生涯を徹底取材して作り上げた圧倒的ノンフィクションの最新刊!★NHK「あさイチ」で特集され7万部突破!

『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)の著者・佐藤友美が、

1人の生涯を徹底取材して作り上げた圧倒的ノンフィクションの最新刊!

49歳でその生涯を閉じた伝説の美容師・鈴木三枝子。

いまなお美容師のみならず、多くの人に強烈な影響を与え続ける彼女の「生き方」とは?



★コミュニケーション・ディレクター佐藤尚之(さとなお)氏も、

その生き方を絶賛!

「人は死なない。死なない生き方がある。

彼女の人生がまさにそれである」



今でも数多くのトッププレイヤーたちに影響を与え、

目標とされる鈴木三枝子。



なぜ彼女のメッセージはそれほどまでに

人々の心に残り続けるのだろうか――。



なぜ彼女の存在は、圧倒的な存在感を今でも持って、

多くの人を動かし続けるのだろうか――。



そのあまりにも不思議で魅力的な「謎」に迫ろうと決意して1年半。

のべ200人近くの関係者に取材をしてきた著者。



美容界のトッププレイヤーたちをはじめ、

業界を問わず活躍をしている人たちから出てきた、

伝説の美容師・鈴木三枝子の逸話には、

現代の私たちにこそ大切な、

たしかな「答え」が存在した!



そして佐藤友美がたどり着いた、

タイトルに込められた「道を継ぐ」という言葉に

託されたメッセージとは?



今を生きる人に多くの発見と勇気をもたらしてくれる、

鈴木三枝子の生き方、仕事への向き合い方。

美容師なら知らないものはいない彼女の生き様は、

業界を越えてすべての人々に、

私たちが忘れかけている「何か」、

それもすごく大切な「何か」を残してくれる。

第1章 その瞬間まで、自分でいられるか

・訃報は突然だった

・隠し通した闘病生活

・死に至る姿勢

第2章 お客さまに育ててもらえ

・トップサロン、MINX

・爆笑の渦

・お客さまに育ててもらえ

第3章 神は先っぽに宿る

・向き合う、ではなく取っ組み合う

・服は自分のために着るな

・「毛先の先」まで魂を込める

第4章 欲望と義務のシーソーゲーム

・「横のものさし」と「縦のものさし」を持って背伸びする

・不平等を勝ち取りにいこう

・無理無理無理無理、絶対に無理!

第5章 怒涛の叱られ自慢

・叱られたことが忘れられない

・たったひと言の道標

・200回分の熱量

第6章 カラスは白か黒か問題

・結婚前

・勝ち取る

・今日は泣かせてほしい

第7章 愛と情熱のかめはめ波

・思い切った質問

・A 4 いっぱいのダメ出し

・命の燃やし方

第8章 愛だろ、愛

・道案内

・「根性」から「愛」へ

第9章 M I N X を、頼む

・最後のブローレッスン

・「わかった」

・受け継ぐ

第10章 伝承

・継ぐ

・鈴木さんにだけはバレている

・自らの足で、歩き出す

佐藤 友美[サトウ ユミ]
佐藤友美(さとゆみ)
1976 年北海道知床半島生まれ。お茶の水女子大学文教育学部国文科卒業後、テレビ制作会社勤務を経て、2001 年より、ファッション誌のヘアページを手掛けるライター・エディターとして活動。2014 年からは、ビジネス、自己啓発、ファッション、健康、美容、法律など、幅広いジャンルの書籍を手掛けるライターとしても活躍の幅を拡げており、年間10 冊以上の構成に携わっている。また、長年ファッション誌のヘアページを担当してきた経験を生かし、年間60 ~80 本の講演活動や、美容専門誌での執筆、サロンのブランドマネジメント、美容メーカーの商品開発などに携わる。美容業界に向けた著作に『集客につながるフォトシュートレッスン』(髪書房)など。髪の大切さを一般読者にわかりやすく伝えた近著『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)はベストセラーとなり、テレビ、雑誌など各メディアで注目を集めている。

内容説明

49歳でその生涯を閉じた伝説の美容師・鈴木三枝子。いまなおトッププレイヤーたちに強烈な影響を与え続ける彼女の「生き方」とは?今だからこそ知りたい、圧倒的な熱意の、その向こう側。

目次

第1章 その瞬間まで、自分でいられるか
第2章 お客さまに育ててもらえ
第3章 神は先っぽに宿る
第4章 欲望と義務のシーソーゲーム
第5章 怒濤の叱られ自慢
第6章 カラスは白か黒か問題
第7章 愛と情熱のかめはめ波
第8章 愛だろ、愛
第9章 MINXを、頼む
第10章 伝承

著者等紹介

佐藤友美[サトユミ]
1976年北海道知床半島生まれ。お茶の水女子大学文教育学部国文科卒業後、テレビ制作会社勤務を経て、2001年より、ファッション誌のヘアページを手掛けるライター・エディターとして活動。2014年からは、ビジネス、自己啓発、ファッション、健康、美容、法律など、幅広いジャンルの書籍を手掛けるライターとしても活躍の幅を拡げており、年間10冊以上の構成に携わっている。また、長年ファッション誌のヘアページを担当してきた経験を活かし、年間60~80本の講演活動や、美容専門誌での執筆、サロンのブランドマネジメント、美容メーカーの商品開発などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

645TJC

13
人の心に残る生き方とは?熱意を持って生きる。その熱を自分自身の成功のためだけに振り向けるのではなく、自分と関わる人全てが幸せになるように情熱を注ぐ生き方。そのためには、とことんまで仕事と向き合う。全てにおいて完璧は不可能、知らないことは謙虚に教えを乞い、学ぶ姿勢を持つ。理想の人物のように振る舞い、その空気感を身につける。小さく行動すれば、それ以上に大きく成長することはない。辛い時ほど仕事をする。なぜなら仕事はあたなを救ってくれるから。望み、そして望んだぶんだけ努力すれば人は変われる。2017/08/11

kou

8
刺さる。その仕事ぶりにも生き様にも。鈴木さんがたくさんのスタッフの心に種をまき、その意志が継がれているであろうMINXには亡くなった鈴木さんの姿が今も見えそうな位の生きっぷり。SHIMA時代の八木岡さんと小松さんの話が美容師得というか興味深いシーンだった笑 叱られ自慢をしあうことに感じる鈴木愛がすごい。スタッフ教育に必要だとおっしゃっていた愛が伝わっていたからこそなんだろうな。現場で繰り広げられていたであろうトゲトゲした空気とその底にある温かい愛をひしひし感じる。全編通して涙なしには読めなかった。2018/01/16

Tomoki Endo

6
"伝説の美容師"鈴木三枝子さんの強い意志が、次の世代に継がれている。鈴木さんの周りにいた人への取材から、鈴木さんのパワーの凄みを感じることができる。自分は鈴木さんにお会いしたことはないのだが、話だけでこの熱量を感じられるのは驚き。自分の上司が鈴木さんだったら...と考えてしまう。生きていく上で大切なことを教えてもらった。2018/07/18

もり

4
この本を読むと自分の仕事への取組みについて、改めて襟を正すべき気持ちになります。中途半端にやっていたら適当な存在にしかなれないのかもしれないことを感じさせる本でした。2017/08/09

しゅんぺい(笑)

4
めちゃくちゃいい。ノンフィクションを読んでいて、久々に泣けた本。読んだあとに、このタイトルが重くのしかかってくる。継ぐって、そういうことだ。意志を継ぐ。生き様を継ぐ。亡くなったあとにも、そういう思われ方をしている鈴木さんはめっちゃしあわせで、すてきな人生やと思う。2017/07/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11675679
  • ご注意事項