内容説明
モリエール(『女房学校』)のその昔、ジッド(『女の学校』)の一昔前。そして、今。女にとって教育とは何かという〈永遠〉のテーマにおける、女性学者と社会科学の初めての出会い。
目次
第1部 今どんな状況にあるのか(就学経歴第の性差―事実をふまえて;「性という変数」…そして他の変数―より大きな視点に立って)
第2部 就学の過程で性差はいかに「つくりだされている」か(学校での成績〈および適性〉の男女差;好成績がつくりだされる具体的な状況;就学経歴が進んでいくうえで現れてくる性差;日常生活における社会化)
第3部 これから何をめざすのか?(教育とは何のためのものなのか?;教育、職業生活、家庭生活)