目次
序章 地域の個性・主体性の思想―その探求の現代的意義
第１部 沖縄における地域の個性・主体性の思想の形成と展開（かけがえのないもの・価値としての地域へ―《沖縄のこころ》の形成と展開；地域の個性・主体性の思想へ―天皇制国家の「特別地方」化と同化政策に抗して；平和・自由・人権・福祉の沖縄へ―文化と自然を守って；大宜味村改革新同盟と教育）
第２部 地域と民族・国家―伊波・河上・柳田の沖縄・日本認識（沖縄・日本認識を確かなものにするために―３人の偉大な知識人の思索に学ぶ意義；沖縄と河上肇・柳田国男―伊波譜獣をはさんで；地域―国家・民族・人類；《日本の縮図としての沖縄》をめぐって―柳田・伊波による南島研究の遺産；地域・沖縄と民族・国家―河上・伊波による史的唯物論の探究；付 伊波普猷・柳田国男・河上肇関係略年表）
