出版社内容情報
全盲の著者が、盲導犬クリナムとの出会いからクリナムの病死までの7年間の思い出を書いた感動のノンフィクション。 演奏会でいびきをかいて眠ってしまったりなどの、クリナムの失敗談も語られ、盲導犬の素顔と、強い絆が伝わってきます。
目次
第13章 リタイア後
第14章 旅立ちの後で
「あとがき」
「クリナムからの贈り物」
「読者の方へ」
盲導犬の普及率が低い要因・「盲導犬を普及させる会」より
バリアフリー同時出版の意義
著者等紹介
松井進[マツイススム]
1971年、千葉県生まれ。90年千葉盲学校卒業後、米国オーバーブルック盲学校インターナショナルプログラムへ参加。コンピュータプログラマーとしての訓練を受ける。92年点字による公務員採用試験を経て千葉県採用。千葉県文書館に配属となる。93年アイメイト(盲導犬)クリナムと歩き始める。99年クリナムがリタイア。2頭目のアイメイト、アンドリューと歩き始める。アイメイト協会同窓会会員、盲導犬を普及させる会アドバイザー
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