内容説明
“真”と“美の永久の静けさ”を求め、哲学と文学の間に思索・感覚・憧憬を願った著者の“エッセイ”“文学概論”を収録。
目次
1 エッセイ(1)遠里丹婦麗天(藍碧の岸の思い出;祇園の枝垂桜;回想のアンリ・ベルクソン ほか)
2 エッセイ(2)文芸論(風流に関する一考察;芸術と生活の融合)
3 「文学概論」(抄)(文学概論;欠性的無;積極的無 ほか)
著者等紹介
大橋良介[オオハシリョウスケ]
1944年京都市に生まれる。1969年京都大学文学部哲学科卒業。1974年ミュンヘン大学文学部哲学科博士課程卒業(Dr.phil)。1983年ヴェルツブルグ大学で教授資格を取得(Dr.phil.habil)。1990年西ドイツ大統領(当時)よりシーボルト賞を授与される。1996年フンボルト財団よりフンボルト・メダルを授与される。現在、大阪大学大学院教授。専攻は哲学・美学
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