叢書・文化学の越境
生育儀礼の歴史と文化―子どもとジェンダー

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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784916087355
  • NDC分類 385.2
  • Cコード C1021

内容説明

日本の“家”の歴史において“子ども”はどのように位置づけられてきたか。また、文化史の流れのなかで“子ども”はいかなる範疇に布置されてきたか。「儀礼」という視点にたち日記、絵画、物語などさまざまな史資料を通して原始・古代から中世にわたる“子ども”と“家”の歴史と文化をみわたす。

目次

生育儀礼の文化史―“子ども”と“家”
1 原始・古代の「子ども」―考古学からみた生育儀礼
2 平安王朝社会の着袴
3 男子の成長と儀礼―日記からのアプローチ
4 描かれた出産―「彦火々出見尊絵巻」の制作意図を読み解く
5 抱擁と童名―『うつほ物語』心性の生育儀礼
6 「産ぶ屋」の賀歌―『うつほ物語』『源氏物語』と人生儀礼
7 物語史における元服と裳着―『源氏物語』『狭衣物語』を中心に

著者等紹介

服藤早苗[フクトウサナエ]
1947年生。埼玉学園大学教授。日本史・女性史

小嶋菜温子[コジマナオコ]
1952年生。立教大学教授。日本文学・王朝文化史
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感想・レビュー

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サチ

0
特に「抱擁と童名」と「物語史における元服と裳着」が興味深かった。2012/09/14

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