出版社内容情報
すべての大学生必携。映画でならわかる、映画でならできる、論文・レポート作成術!すべての大学生必携。
映画でならわかる、映画でならできる、論文・レポート作成術!
アメリカの大学生が映画について論文やレポートといった「アカデミック・ライティング」を実践する場合に実際に使用している教科書です。?書くための準備→?どのように書くのか、とステップアップして実践できるように構成。?図解による映画用語の解説付き! 本書を読めば、学術的な論文・レポートが書けるようになります。指導者にも推奨。
第1部 書くための準備
第1章 映画について書くことの困難
?アカデミックライティングとはなにか?
?では、はじめよう
自分が知っていることを検討する /どうしたら学術的に考えられるのか /要約する /
評価する /分析する /総合する
?レトリックの立場をとる
自分の立ち位置を検討しよう /読み手のことを考えよう
?論調と文体を検討する
第2章 映画を鑑賞する
?公開上映とプライベートな鑑賞
?メモとりの大切さ
理由を考える /プロットを分割する /ショット分析チャート /略号を使う
?なにを探し求めるのか
第3章 形式分析
?形式分析とはなにか
映画の形式を描写する /形式分析を実践する:チェックリスト /一般論的事項
ナラティヴ /演出(ミザンセーヌ) /撮影法 /演技 /編集 /音響
?意味の探求
形式と内容 /明示的および暗示的
第4章 文化的分析
?文化的分析とはなにか?
社会経済的状況 /ジェンダー /人種、エスニシティ、ルーツ /性的嗜好
?ジャンル研究
映画ジャンルの誕生 /予測可能性とイノベーション /ジャンルの慣習 /ジャンルの進化
?歴史的分析
映画史への基本的アプローチ
第2部 どのようなプロセスで書くのか
第5章 アイディアを生み出す
?アイディアを生む
その映画の話をしてみる /ブレインストーミング /フリーライティング /
ディスカバリードラフト /5W1H /タグミーミックス /アリストテレスのトポス /
定義を用いる /比較をする /関係性を探る /状況を吟味する /証言に耳を傾ける
?アイディアを温める
ナッツシェリング /テーマを広げる /テーマを狭める、絞る
?枠を超えて考える
第6章 映画を研究する
?一次資料と二時資料との違いを理解する
?資料を用いる
資料を要約する /資料を分類する /資料を問いただす /資料に注釈をつける /
資料に働かせる
?資料を記録しておく
?資料を引用する
第7章 主題を温める
?主題文を書く
?主題文に代わるもの
内包主題
?アイディアを主題に変換する
?主題文のチェックリスト
第8章 構造と構成を検討する
?自分の主題に方向づけを委ねる
?議論をスケッチにまとめる
?議論のアウトラインを作成する
?パラグラフを組み立てる
パラグラフとはなにか? /パラグラフはなにをすべきなのか? /
トピックセンテンスを書く、もしくは主張を導く
?パラグラフを展開させる
根拠 /配置 /一貫性
?序論と結論
第9章 文体に気を配る
?文の基本原則
動作主と動作に着目する /具体的に書く
?簡潔に書く
?一貫性をもたせる
?メリハリをつける
?コントロールを維持する
?美しく書く
第10章 推敲する
?推敲する理由と方法
?批評眼を養う
?自分の書いたものを分析する
第3部 参考資料
図解による映画用語解説
訳者あとがき
カレン・M・ゴックシク[カレンエムゴックシク]
著・文・その他
デイブ・モナハン[デイブモナハン]
著・文・その他
リチャード・バーサム[リチャードバーサム]
著・文・その他
土屋武久[ツチヤタケヒサ]
翻訳