内容説明
世界60数カ国を取材したフォトグラファー長倉洋海は紛争地や最果ての地で、なにげない日常のなかに咲く野の花のような彼女たちに惹かれた。地を踏みしめ、風に吹かれ、流れにのって生きる姿は、たくましくも美しい。
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。同志社大学法学部卒業後、通信社勤務を経て、1980年からフリーランスに。以降、世界の紛争地を精力的に取材、アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女ヘスースを長いスパンで撮影し続ける。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」や「サルバドル 救世主の国」に結実し、第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。2004年にはテレビ放映された「課外授業・ようこそ先輩『世界に広がれ、笑顔の力』」がカナダ・バンフの国際テレビ祭で青少年・ファミリー部門の最優秀賞「ロッキー賞」を受賞。2004年、「アフガニスタン山の学校支援の会」を設立、マスードの故郷、ポーランデ地区で学校支援を開始する。また2015年からは故郷・釧路の実家店舗を使って、「世界を知り、伝えるための“長倉商店塾”」を開塾(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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