ザッソー・ベンチャー 移動スーパー とくし丸のキセキ

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ザッソー・ベンチャー 移動スーパー とくし丸のキセキ

  • 住友 達也【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 西日本出版社(2018/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908443305
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0034

出版社内容情報

2012年、社員数3人ではじめた会社が、2018年6月現在月販6億に。テレビや雑誌、新聞での紹介が絶えない「移動スーパーと…2012年、社員数3人ではじめた会社が、2018年6月現在月販6億に。

テレビや雑誌、新聞での紹介が絶えない「移動スーパーとくし丸」ビジネスのすべて。





お買い物難民を助けたい、おばあちゃんが集まることのできる場所を作りたい!!

実際に自分たちで町を歩き、ピンポンしながら一軒一軒のお宅を訪ねてニーズを掘り起こし、試行錯誤を重ねてその仕組みを作り上げていく様子は、あまりにも地味で、地道な日常。

現場で販売するパートナーの提案を飲み込むうちに進化し、商品数が飛躍的に増えていく軽トラックとくし丸。

組むのは、地域に根差してがんばる全国各地の地元スーパー、そのスーパーと定額で低額な契約を結んで、地域のインフラを守る。

7年前徳島で始めてから、ほぼ全県でとくし丸が稼働するところまで突き進んでいった奇跡の軌跡。

マスコミの力で、とくし丸のリアルを伝えてもらって前進していく様子も描いています。

AIの対極にある肉体派のザッソーベンチャー、読めば読むほど、新たな気づきが生まれます。





【本文より】

なぜ「移動スーパー」に至ったのか? それには、こんな理由がある。

今、スーパーの超大型化&郊外化で、近所のスーパーが撤退し、日常の買い物に不自由して

いる人たちが増えている。いわゆる「買い物難民」と呼ばれる人たちだ。経産省の統計では、

その数、全国に約600万人。もちろん高齢者比率の高い徳島でも6万人以上と言われている。

では、その方たちは日々どうやって暮らしているか?

「食べるものを買うのは、いつもコンビニ。だから生鮮食品はあまり口にしない」

「たまに近所に住む娘に頼んで、車に乗せてもらいスーパーに連れて行ってもらう」

「この秋は、まだサンマを食べてない」

「宅配を利用する時もあるけど、やっぱり見て買いたい」

「80歳を過ぎているけど、買い物のためにまだ車の運転を続けている。でもシンドイ」

市場ヒアリング調査を行う中で、このような声をたくさん聞かせてもらった。なかには、

5000円ものタクシー代を払って、スーパーまで買い物に行くというお婆さんもいたほどだ。



◎ネットスーパー、年齢的にとてもついていけない。

◎お弁当の宅配、1ヵ月もすると飽きてしまう。

◎宅配、注文してから届くまでのタイムラグが不満。

◎スーパーまでの送迎サービス 気を遣うし、時間を合わせるのが不便。

ここ最近、買い物難民対策が連日のようにニュースになっているが、それぞれに弱点を抱え

ているようだ。そもそも「買い物」という行為は、生活の中の「お楽しみ」でもある。現物を

「見て・触って・感じて・選んで」初めて本来の「買い物」と言えるのではないか。

そこで、これらの様々な問題を何とか解決できないか?と考えた結論が「移動スーパー・と


住友 達也[スミトモ タツヤ]
著・文・その他

目次

第1章 2012年第二創業の志(決意;買い物難民を救いたい ほか)
第2章 2013年在野の雑草(拠点スーパーの変更;補助金の功罪 ほか)
第3章 2014年芽吹き(とくし丸、県外へ;喜ばれる喜び ほか)
第4章 2015年石の上にも3年(慎重に、丁寧に;「罪」を最小限に ほか)
第5章 2016年以降移動スーパー元年(月販1億7000万円超え!;交渉、講演、面談… ほか)

著者等紹介

住友達也[スミトモタツヤ]
株式会社とくし丸代表取締役。1957年、徳島県阿波市土成町出身。国立阿南高専機械工学科卒業。1980年、渡米。翌年帰国し、徳島にてタウン情報誌「あわわ」を創刊。1984年、株式会社あわわ設立。1988年、株式会社アーサ設立。タウン情報誌「ASA」創刊。1998年、「第十堰住民投票の会」の代表世話人の1人として参加、2002年、株式会社あわわから、月刊誌「050(ゼロゴゼロ)」創刊。2003年、M&Aにて株式会社あわわ、株式会社アーサを手放す。2012年、移動スーパー「株式会社とくし丸」設立。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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zoe

24
メモです。買い物困難者の支援。地域スーパーの売り上げ支援。雇用の創出。この3本立てで創業。それでいて、誰かが大儲けするのではなく、それぞれの役割分だけシェアする。買い物難民度の数値化。追加で見守り隊としての役割。こう書くといいことばかり。例えば、行商のおばあちゃんの仕事をうばうという側面もある。新しい時代は優等生にはつくれない。がむしゃらに世の中を変える気持ちが大切。一期は夢よ、ただ狂え。2018/12/01

Hiroyuki Fujiwara

2
著者の心がよく伝わってくる。ピーター・ドラッカーの言葉に影響。”目的は「顧客を作る」こと。その結果として「利益」が生まれるのであって、「利益」は本質的な「目的」ではないというのだ。”お年寄りを相手にした商売であり理念もしっかり伝わってくる。売り過ぎない。「アナタでなければ」と言われる商売。100円×100万人を目指す。ヤクルト販売+アメーバ経営をヒントに。最近、高齢ドライバーの事故がニュースをにぎわしているが、このような移動販売のことも併せて紹介すべき。免許返納は買い物難民につながるのだから。 2019/06/24

あけの

1
とくし丸の移動スーパーを利用してるかたと知り合ったのでとくし丸ってなんぞやと借りてみた 盛和塾か~懐かしい名前だ アメーバ経営とかあったね~2022/01/04

snakedoctorK

0
今度、とくし丸で仕事しようかなぁ。2023/11/09

purio

0
とくし丸が成功したのは高齢化の進行とか収益モデルの巧みさとか社会性の高さとか、評論家然といろいろな理由はつけられるのかもしれない。でも、結局は住友さんの熱量だったんだ。めちゃくちゃ泥臭くてカッコいい。業界は全く違うけど、私も見習わなきゃなと思わされた。2022/03/01

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