満州天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶―天理教と七三一部隊

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満州天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶―天理教と七三一部隊

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908073489
  • NDC分類 334.51
  • Cコード C0021

出版社内容情報



エィミー・ツジモト[エィミー ツジモト]
著・文・その他

内容説明

満州開拓の裏面史。宗教教団は、むしろ積極的に国策に協力することで布教と組織の拡大を図った…弾圧を受けながらも逞しく生き延び、満州に天理村を建設するに至った天理教団は731部隊にも協力していた!知られざる実態と驚くべき史実を元開拓団員の赤裸々な証言から明らかにする問題作。

目次

第1章 日本の宗教教団の大陸進出
第2章 天理教の教義と苦難の歴史
第3章 いざ満州へ―風間博の回想による満州「天理村」の実相
第4章 天理村と隣接した七三一部隊
第5章 ソ連参戦と七三一部隊の撤退
第6章 天理村からの逃走―ソ連国境の状勢そして敗戦
第7章 帰国への道

著者等紹介

ツジモト,エィミー[ツジモト,エィミー] [Tsujimoto,Aimee]
フリーランス国際ジャーナリスト。アメリカ・ワシントン州出身。ヨーロッパ・オセアニア・日本に在住し、日系移民の歴史や捕虜問題をはじめ現代史に関する記事を多数発表。近年は、アメリカにおける政治・外交についての記事を日米両国に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くれの

9
無辜の民の純真な信仰心を悪用し暴力行為に加担させた戦争の罪深さは筆舌に尽くせません。ただ全体主義に飲まれ枉法徇私で教団を国策に殉じさせた幹部の責任は重いです。満洲開拓の真実を丁寧な筆致で記した一冊でした。2018/08/30

Rico

1
知人に明治初期の神仏分離の歴史を学ぶ機会があって、その流れでこちらも紹介してもらった。今では政教分離と言われるけれど、宗教は多くの場合政治によって利用されることで勢力を拡大して規定いるし、また幕末の新興宗教だった天理教が迫害の末戦争に加担して満州に移民を送っていたことは全く知らなかった。著者が後書で述べているように、天理教の問題、というより、「ひとは いちれつ みなきょうだい」を説いていた天理教でさえ加担せざるを得ないのが戦争なのだろう。こちらも記録と記憶に残すべき本。2023/06/08

kuma_kuma

1
中国人の知人に天理教の話をしたら、日本軍に協力した教団だと言われ、この本に行きつきました。少し前にテレビドラマのやすらぎの刻~道で満蒙開拓団の話をやっていましたが、ドラマで語られていたようなことが事実としてあったんだなぁと感心しました。 天理村を通して日本国民の、戦争における加害者と被害者の両面が書かれているのでバランスの良い一冊だと思います。ただ加害者としての側面を主張する人が教団から指弾されていたというのは、親族に天理教信者がいる身として残念でした。2019/12/02

弥陀

0
あまりにも力作、軽い気持ちで読み始めたら最後まで引き込まれっぱなしだった。戦争とはなんて残酷なんだ2022/06/10

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