内容説明
インターネットでの偶然から5年、広がる機縁や因縁からついに明らかになった武揚隊の全貌!『鉛筆部隊と特攻隊』『特攻隊と“松本”褶曲山脈』『忘れられた特攻隊』(彩流社)出版を通して寄せられた情報がパズルのピースを埋めた。新資料と検証の積み重ねで辿り着いた真実。
目次
序章 武剋隊と武揚隊
第1章 満州新京特攻四隊の発足
第2章 新京から松本へ
第3章 松本浅間温泉での武揚隊
第4章 武揚隊の遺墨発見
第5章 山本家資料の発見
第6章 武揚隊松本出発の謎
第7章 菱沼俊雄手記
終章 鹿児島知覧への旅
著者等紹介
きむらけん[キムラケン]
1945年満州(現中国東北部)撫順生まれ。童話作家・物語作家、文化探査者。1996年『トロ引き犬のクロとシロ』で「サーブ文学賞」大賞受賞。1997年『走れ、走れ、ツトムのブルートレイン』で「いろは文学賞」大賞・文部大臣奨励賞受賞。2011年『鉛筆部隊の子どもたち~書いて、歌って、戦った~』で「子どものための感動ノンフィクション大賞」優良賞受賞。『北沢川文化遺産保存の会』の主幹として、世田谷、下北沢一帯の文化を掘り起こしている。地図『下北沢文士町文化地図』(改訂7版)を作成したり、ネット上の『WEB東京荏原都市物語資料館』に記録したりしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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