ミライのパスポ<br> めんどくさい本屋―100年先まで続ける道

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ミライのパスポ
めんどくさい本屋―100年先まで続ける道

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  • サイズ 46判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907582210
  • NDC分類 024.136
  • Cコード C0095

内容説明

本屋をやるのは、誰かのため?自分のため?本のため?答えは出ない。でも、もし100年後に本屋という場所そのものがなくなってしまっているかもしれないのなら、どんな手段を使ってでも、ぼくは自分の本屋を生き残らせる。青臭くて遠回りで、やることばかり増やしてしまって右往左往。それでも本屋のためになることなら、限界を設けずにトライし続ける。東京・赤坂の選書専門書店『双子のライオン堂』から本と本屋の未来を築く、たいそうめんどくさい店主のこれまでとこれから。

目次

第0章 双子のライオン堂と店主の日常―ある1週間の動き
第1章 気がつけば本屋をやっていた
第2章 2足・3足・4足の草鞋を履く男
第3章 100年続ける本屋の現在地
第4章 この場所に集まる人たちと
第5章 双子のライオン堂の「外側」から

著者等紹介

竹田信弥[タケダシンヤ]
1986年東京都生まれ。双子のライオン堂・店主。高校2年時にネット古書店を開業し、2004年5月に双子のライオン堂へリニューアル。大学卒業後はベンチャー企業勤務などを経て、2013年4月、東京都文京区白山にリアル店舗をオープン。2015年10月に東京都港区赤坂に移転した。「ほんとの出合い」「100年残る本と本屋」を同店のコンセプトに掲げ、店舗運営のかたわら、読書推進活動などにも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

166
タイトルにある「めんどくさい」とはまったく裏腹に、しっかりとした一冊だったかなと。著者が学生の頃から今では当たり前になってきているネットでの古書店を開業し、リアル店舗を営業するまでの話を綴っています。本に対するアツい思いは十分に伝わり、好きなコト、やりたいコトを明確にし、そこに向かってつき進む姿勢はある意味、羨ましいなと。電子書籍の普及により、本屋自体が減っていくなかで、改めて本屋の存在意義が語られています。また「読書会」に関する記述も、私には思ったコトがない目線で書かれており、改めて勉強になりました。2021/05/15

けんとまん1007

63
100年先まで続く・・というコンセプトがいいなあ~。単に、何かを消費するだけという風潮が強いなかで、関わる人の手で続けるというのが浮かぶ。本屋・・デジタルではなく、アナログ、手に取って、手触り・重量感・質感も含め感じ取るもの。本、本屋を媒介として、日々の営みを考えることにもなると思う。それは、本という媒体を、違うものに置き換えて考えると、とても広がりがある。2022/10/02

kum

35
赤坂の本屋「双子のライオン堂」店主である著者。ご本人いわく「石橋を叩いて渡っていきたいタイプ。と言いつつ、やりたいこともある。自分の使命だと思うこともある。この感情の同居がめんどくさいと自分でも思っています。」とのことで、自分にも同じような感情があるなと勝手に親近感。いろいろな人が集える100年続く本屋を作りたいという著者の、本屋と本への思いを感じられる1冊だった。本の表紙に見立てたこだわりの扉をくぐってみたくなる。「日本全国、世界中の本屋や本のある空間を訪ねて歩きたい」という竹田さん。はい、私もです。2021/11/09

阿部義彦

30
選書を中心としたゆるい品ぞろえの本屋「双子のライオン堂」店主の竹田信弥さんの、半自叙伝プラスアルファの奮闘記です。『100年残る本と本屋』を旗印として、ネットから初めて、実店舗を持ち、主な収入を確保するため1週間の半分位はアルバイトをして、店舗の営業は週4日に留める生活をしています。妻や友人に恵まれ、店を手伝ってもらい、100年スパンの長い目で日々忙しく暮らしています。読書会や雑誌作りにも関わる日々。売上を取るよりも、潰れないようにいかに生き残るかを肝に銘じてます。本好きが読めば元気を貰える事間違いなし。2020/07/24

たまご

24
本屋開業本。赤坂にある双子のライオン堂という古本屋のオーナーによる著作。創業記と別で関係者による対談の書き起こしも収録されておりサラッと読める一冊だった。ここのオーナーも「本だけではやっていけない」と言い切っており、自身はアルバイトと掛け持ちして本屋を運営しているという。これから本屋の開業を検討している人がいたら「バイトしながらでも自分で本を売りたいと本気で思えるかどうか?」という点は必ず開業前に考えることをオススメする。それにしても、本屋の大先輩方の創業物語は読めば読むほど本屋を開業したくなくなります!2024/03/12

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