目次
1本目 ちくわぶの生まれる場所
2本目 ちくわぶの愛され方
3本目 ちくわぶの来た道
4本目 全国の粉もの文化
5本目 ちくわぶで遊ぶ
特別付録 ちくわぶの美味しい食べ方とレシピ集
著者等紹介
丸山晶代[マルヤマアキヨ]
1969年、東京都足立区生まれ。2011年から「ちくわぶ料理研究家」に。作り上げた「ちくわぶ縛りのレシピ」は500種類にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
51
“なんといっても「下茹で」が肝心。これによって食感が「もちもち」になるか「ねちゃねちゃ」になるか大きな分かれ道になります。” ちくわでも、麩でもない「小麦粉のかたまり」ちくわぶ。ちくわぶ大好き読友さんに勧められて、数ヶ月前に人生初おでんのちくわぶを経験した。腹持ち半端なく、すごい存在感。関西のスーパーの練り物売り場にもひっそりと鎮座。そして関東全域で大人気、というわけでもなかった。東京の下町の味。製造はけっこう手間がかかると知る。マニア向けのガイドブックかも。表紙の猫たちが可愛すぎてたまらなかった。
あたびー
29
ちくわぶ大好き。ちくわぶのないおでんなんて!かく言う私も岩手から埼玉へ引っ越してきて初めてちくわぶを食しましたが、すぐにちくわぶの虜に。西の方で売ってないというのも岐阜へ嫁に行って初めて知った。岐阜には法事のとき食べる板麩という生麩があり、野菜などと一緒に煮たりするので、ちくわぶも考えたらそうやっておかずとして食べればよいのですよね。ここで紹介されているメーカーさんは紀文など販売者のビッグネームに隠れて知らなかった。これからは気をつけてみたい。王子と赤羽にも行きたい!2020/06/21
る*る*る
26
ちくわぶの存在を長らく知らずにいた。何故なら、母が「ちくわぶ」を好まなかったので。自分で食事を作るようになり、おでんの定番メンバーになっている。大好き!著者曰く、東京下町が聖地。全国ちくわぶメーカーの食べ比べしてみたい。ちくわぶレシピが幾つか載っていたけど…私はおでんでね。2020/01/05
どあら
25
図書館で借りて読了。うちの家族は、おでんに入れるちくわぶが大好きです。関東地方のモノということは知っていましたが、詳しく紹介されていて面白かったです(^^)2020/01/19
バニラ風味
22
おでんの具に、ちくわぶは欠かせない。でも、ちくわぶって、どうやって作られるかはよく知らなくて…。この本、作者の、ちくわぶへの愛と情熱が感じられます。全国のちくわぶメーカーをまわり、取材、作り方の違いを研究。商品の食べ比べ。ちくわぶの歴史や、新しい食べ方の提案。ちくわぶに生姜醤油をつけて揚げた、「から揚げ」とてもおいしいそうです。しかし、冷めると激マズですって。マツコさんも絶賛という、カヌレも気になります。2020/10/13