内容説明
イスラム教国家バングラデシュに仏教徒の先住民がいることを知っているか?襲撃と貧困で絶望にあえぐ村をブッダの慈悲で立ち上がらせる。マイクロクレジット支援事業の記録に描かれた日本人と先住民たちの苦闘の10年間。
目次
第1章 仏陀バンクを始める
第2章 生みの苦しみ
第3章 仏陀バンク、インドへ帰る
第4章 良くも悪くも多様性
第5章 激動期
第6章 衝撃
第7章 仏陀バンクよ永遠に
著者等紹介
伊勢祥延[イセヨシノブ]
写真家。1960年北海道伊達市生まれ。中学卒業後美容師として働く。1994年、写真スタジオを兼ねたサロン、Hair and Make Drawを札幌市に開業。以後写真家として世界62カ国を撮影して廻る。自然被災地や紛争後の撮影がきっかけで人道支援グループ四方増伽と巡り合い、共に活動を始める。現在は仏陀バンクのプロジェクトリーダーを兼ねる
上川泰憲[カミカワタイケン]
法華宗孝勝寺副住職。1973年北海道夕張市生まれ。立正大学在学中に池上本門寺にて4年間随身生活。その時、四方僧伽設立者井本勝幸氏に出会う。自坊にて副住職の任を務めながら、四方僧伽に賛同し、東南アジアを中心に仏教徒ネットワークの確立を目指す平和運動を行なっている。2014年3代目の代表就任。バングラデシュの少数民族仏教徒への「仏陀バンク」をメインプロジェクトに活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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