外国人が見つけたＫＹＯＴＯグルメ＆アート - Ｋｉ－Ｙａｎギャラリーをめぐる

マルタ・ヴァヴジニャク・イジチ

ミシマ社（2015/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 168p／高さ 22cm
• 商品コード 9784903908687

出版社内容情報

●内容
知ってました？　あの店にもこの店にも、木村英輝（Ki-Yan）の作品が！

京都在住、還暦を経てから絵を描き始めた壁画家「Ki-Yan」こと木村英輝と、偶然Ki-Yanの絵に出逢い、一目惚れしてしまったポーランド出身のデザイナー・マルタが贈る、カラフルでパワフルな、英語と日本語のバイリンガル・ガイドブック。

SOU・SOU（河原町）、eX café（嵐山）、フルーツパーラーヤオイソ（四条大宮）、
京都中華ハマムラ（府庁前）、かつくら（四条）、天麩羅きたむら（先斗町）……
京都に欠かせない５７店を、日本語と英語のバイリンガルで一挙掲載。

京都通も見逃しがちな、もう一つの京都がここに。

「高い美意識と素晴らしい技術、表現の普遍性を持ったKi-Yan作品は世界中の人を惹きつけることでしょう。この本を手にとって、ぜひ現地に足を運び、Ki-Yan作品を体感してください。」ーまえがきより

街歩きがさらに楽しくなる！

● 著者情報
木村英輝　Ki-Yan　（きむら・ひでき）
絵師。1942年大阪府生まれ。京都市立美術大学（現・市立芸術大学）図案科卒業。同大講師を務める。
日本のロック黎明期に、日本初のロックフェスの開催、村八分のオーガナイザー、内田裕也とのワールド・ロックフェスなど数々のプロデュースを成し遂げ、伝説を残す。
還暦より絵師に。究極のアマチュアリズムを標榜し、「『ライブ』な街に絵を描きたい」と手がけた壁画は国内外で150カ所を超える。作品集に『生きる儘』『無我夢中』『LIVE』など。
木村英輝オフィシャルWebサイト：www.ki-yan.com

マルタ・ヴァヴジニャク・イヂチ
デザイナー、通訳／翻訳。ブルガリア生まれ、ポーランド・クラクフ育ち。ポーランドで日本学科を卒業、ドイツで東洋美術史を学んだ後、来日。ポーランド語、日本語、英語、ドイツ語、ブルガリア語の通訳／翻訳として活躍。東京でインテリアデザインを学び、2011年『魅惑の東欧・ポーランド　インテリア＆雑貨めぐり』を出版。取材、写真、デザイン、原稿のすべてを担当。Ki-Yanのユニークなアートに出会い、バイリンガルの本書を通じもう一つのクールジャパンの文化として世界に紹介。

● 掲載店
天麩羅きたむら、百練、峯嵐堂、京都権太呂、SOU・SOU在釜、フルーツパーラーヤオイソ、京都つゆしゃぶCHIRIRI、かつくら、京湯元　ハトヤ瑞鳳閣、京都タカシマヤ、eX café、など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[aloha0307]

１８年ぶりに京都を訪れることとなり（年越しはもちろん初）、地図の読めない家内からプラニングを任された．．．（２９日まで仕事なのに・苦笑）　今日訪れた図書館の新刊コーナーで本書に邂逅．．．これも出会い＆ご縁だね。　画家の木村英輝さん　エネルギー溢れたとてもいい絵です。　アンリ・ルソーに諧謔味をつけ、若冲を豪放にした感じ．．．これで、訪問スポットの一つは決まりだ。

2015/12/27

[yuko-k]

Ki-YANの壁画と出会ったのも偶然だったし、この本を手にとったのも、本当に偶然だった！引き寄せらせるようにki-YANのアートにハマっていく自分。中がki-YANのアートで溢れているだけでなく、京都の素敵なグルメが紹介されてるだけでなく、本文に英語訳がついているという願ったり叶ったりの一冊。ずっと見ていたいから読み終えた日は書かないで読書中としました。

2016/07/29

[チョビ]

キーヤンさんを知らずとも、「SOU・SOU」や「永楽屋細辻伊兵衛商店」、「宮脇賣扇庵」のあの独特なイラストの方！と言えばみなさんご存知でしょう（私もこの本を読んで、全部この方か！とびっくりしました）。その方が手がけた警察から門跡寺院、レストランから一般企業の壁画紹介。ひええ、と襲ってくる極彩色の動物や植物たち。この本に出ている全ては一般庶民は生で見ることはできないとは思いますが、キーヤンさんのファンにはぜひオススメ。

2016/12/25

[tosh]

現代の若冲、大好きなキーヤンの作品が描かれている京都ショップ大全。こんな本があったとは。 こうして見てみるとバラエティー豊かで多彩多才。 行ったことのあるお店は数店だが今後行く楽しみが増えた。

2023/09/22