CHINA AND THE WEST―中国はリベラルな国際秩序に対する脅威か?

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CHINA AND THE WEST―中国はリベラルな国際秩序に対する脅威か?

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  • サイズ 46判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903063928
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0031

内容説明

半年に一度カナダで行われる、有名な公開討論イベント「ムンク・ディベート」。2019年5月に開催されたディベートのタイトルは「CHINA AND THE WEST(中国と西側世界)」。議題は「中国はリベラルな国際秩序に対する脅威か?」であった。議題に“賛成”し、中国はリベラルな国際秩序(自由主義的国際秩序)に対する脅威であるとするのは、H・R・マクマスターとマイケル・ピルズベリー。“反対”するのは、キショール・マブバニと王輝耀。4名の論客が、21世紀の国際秩序をめぐる、世界トップレベルの言論戦を繰り広げる。第1章に、討論者4名への個別インタビューを収録。第2章にディベートを収載。巻末に、30ページ超の長文解説を収録。

目次

第1章 司会者ラッドヤード・グリフィスによる事前インタビュー(H・Rマクマスターとラッドヤード・グリフィスの対話;マイケル・ピルズベリーとラッドヤード・グリフィスの対話;キショール・マブバニとラッドヤード・グリフィスの対話;王輝耀(ヘンリー・ワン)とラッドヤード・グリフィスの対話)
第2章 ディベート:CHINA AND THE WEST(中国と西側世界)―中国はリベラルな国際秩序に対する脅威か?(オープニング・スピーチ;反論タイム;貿易問題;軍事・安全保障面の問題;人権問題;テクノロジーの問題;超大国ではない「より小さな大国」はどうすべきか;最終スピーチ;投票結果)
解説 本書を的確に読み解くために

著者等紹介

マクマスター,H.R.[マクマスター,H.R.] [McMaster,H.R.]
元・国家安全保障問題担当アメリカ大統領補佐官(2017年2月~18年4月。トランプ政権)。2019年7月、ハドソン研究所の日本部長に就任。軍事史の博士号をもつ。「タイム」誌の「世界で最も影響力をもつ人々」の一人に選ばれた

ピルズベリー,マイケル[ピルズベリー,マイケル] [Pillsbury,Michael]
ハドソン研究所中国戦略センター所長。中国との関係に関するアメリカ政府の重要なアドバイザー。コロンビア大学で博士号を取得

マブバニ,キショール[マブバニ,キショール] [Mahbubani,Kishore]
国立シンガポール大学上級顧問兼公共政策教授。知識人・論客として世界的に名を知られている。シンガポールの外交官としてアメリカ合衆国、国際連合等に駐在

王輝耀[ワンフイヤオ]
中国の主要な独立シンクタンクの一つである「中国とグローバル化シンクタンク」の創設者で会長。国際ビジネス経営学の博士号をもつ。ハーバード大学ケネディー公共政策大学院のシニア・フェローだった。著編書多数

グリフィス,ラッドヤード[グリフィス,ラッドヤード] [Griffiths,Rudyard]
ムンク・ディベートの司会者であり、オーリア慈善財団のプレジデント。歴史、政治、国際問題についての13冊の本を編集。トロント在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fumi Kawahara

4
2020年の締めくくりはこの一冊になり申した('ω')。まだコロナが発生してない時の、カナダでの討論番組。王輝耀さんは「わぁ~するする、中国のエリートってこういう言い方するするぅ~」だし、キショール・マブバニさんは「中国の上面の良さしか見てねぇ」だし、マクマスター元中将は中東中心でやってきてやっと中国を見始めたからか前のめりだし、ピルズベリーさんはさすが、長年専門に扱って「ダメだこりゃ」と悟っただけあって冷静。さて、政権変わってどうなる?!どうする?!米中関係!おらワクワクが止まらねーだ!状態ですかねぇ。2020/12/31

バルジ

3
現在の米中関係、ひいてはアメリカ・中国双方の論理を探る上で非常に有益な1冊。アメリカ側の論理を体現するマクマスターとピルズベリー、対して中国の論理を展開するヘンリー・ワン、中国とは異なる視点からトランプ政権下のアメリカの反多国間協調を批判するマブバニと複数の視点から書名のテーマについて語る。「リベラルな国際秩序」に対しての中国側の主張とアメリカ側の主張は全く噛み合わない。後者は殊に国内の政治体制と国際秩序を意図的に混ぜ合わせ批判を展開しているが、却ってこれはアメリカ側の問題意識を現しているのかもしれない。2020/05/10

Tetsuya Noguchi

1
米中関係の緊張が高まっている今日、必読の書の一つであろう。ディベートを再現した部分と、後半の佐藤亮氏の解説部分のバランスが実に良いバランス。特に、トランプにクビにされたマクマスター氏の議論は、現在の米国の中国観を理解するには非常に優れている。良い悪いは、一度横に置き、米国が中国の台頭をどうみているのか、中国はそれに対してどう対応しようとしているのか、この対立軸が面白い。 現在の米中関係の対立関係は、トランプが再選しようが、バイデンが勝利しようが、長いこと続くであろうことが良くわかる(感じる)内容であった。2020/07/27

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