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阪神淡路大震災と図書館活動―神戸大学「震災文庫」の挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 91p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784901908092
  • NDC分類 017.716
  • Cコード C0000

内容説明

災害からの復興に図書館はどんな役割を担えるのだろうか。『震災文庫』のために考え出したノウハウを提供することで、図書館職員がユニークなコレクションを構築したり、資料を整理・公開する際に少しでも役だてていただくことができれば司書冥利につきるというものである。

目次

1 兵庫県南部地震の発生
2 「震災文庫」の活動(相次ぐ震災資料収集グループの結成;神戸大学附属図書館の収集活動;「震災文庫」の立ち上げと公開準備 ほか)
3 コレクションづくりに役立つ資料収集・整理・公開・保管の方法(資料収集;整理・保管方法;分類 ほか)

著者等紹介

稲葉洋子[イナバヨウコ]
1951(昭和26)年8月生。1972(昭和47)年3月、明石短期大学卒業。卒業後、明石短期大学附属図書館、神戸大学附属図書館で司書として勤務。1995(平成7)年4月~2001(平成13)年3月、「震災文庫」立ち上げ、運営等に携わる。2001(平成13)年4月、香川医科大学教務部図書課長。2003(平成15)年10月、香川大学・香川医科大学統合により、香川大学学術研究協力部情報図書課長。2003(平成15)年12月より、国立民族学博物館情報管理施設情報サービス課長。2002(平成14)年4月~2003(平成15)年3月、松山大学人文学部非常勤講師。2004(平成16)年4月より、近畿大学通信教育部非常勤講師
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感想・レビュー

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モリータ

6
◆2005年刊。著者は1951年生、震災当時は神戸大学附属図書館で司書、2001年まで「震災文庫」の立ち上げ、運営に携わる。その後は香川大・民博・阪大等で勤務。◆題の通り、阪神淡路大震災を受けて神戸大学の図書館で設立された「震災文庫」の活動についてまとめられたブックレット。同文庫は、図書・雑誌に始まり、公文書、新聞、ボランティアの発行物、チラシ、写真・映像など、多岐にわたる・散逸しやすい資料を網羅的に収集している。デジタル化されオンラインで一般公開されている資料も多く、非常に便利。百聞不如一見。2024/03/04

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