思想としての仏教入門

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思想としての仏教入門

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784901510417
  • NDC分類 181
  • Cコード C1015

出版社内容情報

インド・中国・日本の広範多岐な仏教の全体像をコンパクトに解説。仏教思想の全貌をわかりや

すく説きながら、仏教の現代的な意味も考える。2期8年にわたって好評を博した放送大学講座

のテキストを大幅に改稿。懇切な脚注、解説索引、年表を付す。

いまなぜ仏教か
 多様な仏教/さまざまな視座/方法としての仏教
歴史的概観
 インド/中国/日本
テキストの森
 仏典の言語/仏典の成立/訳経/仏典の整理
解釈のパラダイム
 教相判釈/総合か選択か/大乗非仏説論
苦悩としての存在
 ブッダの出現/苦・無常・無我/縁起/涅槃/四諦
言語と存在
 存在の分析/ナーガールジュナの論法/言語と存在をめぐる議論
象徴としての世界
 神話的世界/密教の世界/密教の体系
心の深層
 三界唯心/唯識説/天台の止観
他者と関わる
 菩薩の精神/『法華経』の場合/『法華経』の展開
コミュニティの形成
 在家と出家/出家者の教団/大乗仏教と戒律
超脱の道
 禅と三昧/修行の段階と即の概念/頓悟と即身成仏
来世と救済
 世界の構造/阿弥陀仏と極楽世界/浄土教の展開
楽観論の陥穽
 仏身論の展開/如来蔵と仏性/日本における展開
差別と平等
 仏教の平等観/業と輪廻/一乗と三乗
思想史の中の仏教
 思想史の中の仏教/インドの場合/中国の場合/日本の場合

進んで仏教を学ぶ人のために

あとがき
索引

内容説明

広範多岐にわたる全体を「生きた思想」として学ぶための、第一人者による画期的入門書。懇切な脚注、便利な解説索引、読書ガイダンス付。

目次

1 いまなぜ仏教か
2 歴史的概観
3 テキストの森
4 解釈のパラダイム
5 苦悩としての存在
6 言語と存在
7 象徴としての世界
8 心の深層
9 他者と関わる
10 コミュニティの形成
11 超脱の道
12 来世と救済
13 楽観論の陥穽
14 差別と平等
15 思想史の中の仏教

著者等紹介

末木文美士[スエキフミヒコ]
1949年、山梨県甲府市に生まれる。1978年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻、仏教学、日本思想史。仏教を生きた思想として再構築すると同時に、仏教を含めた総合的な日本思想史・日本宗教史の解明をめざす。その基盤の上に、現代の哲学や倫理学の問題への新しいアプローチを模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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HANA

14
入門ということで取り扱う範囲が広く浅くなっている。やはり一冊でインドの原始仏教から密教、中国から日本までの流れ、各宗派まで取り上げるのは苦しいのではないかと思う。これ一冊読んで興味を持った分野は、それぞれの文献に当たるのが正しい使い方かな。最後の各国で仏教がどのように廃れていったか、は他にあまり取り扱った本を見たことないのでもう少し詳しく読んでみたいものです。2012/02/11

可不可

4
「現代に生かすための開かれた学問」としての仏教学概論。 この一冊で、仏教の全体像がつかめる。 基礎というか、土台となる本です。 それに、面白い。 夢中で、傍線を引き、書き込みをしました。 「索引」も充実していて、これからの仏教関連書を読む際の辞書代わりにもなるでしょう。2019/07/30

Hisao Chugun

2
もともと放送大学のテキストとして書かれたもの。それを一般向けに編集しなおしている。大学講義のテキストなので入門といえば入門だけど、超初心者向けでは決してない。ある程度、事前の知識は必要です。 その前提の上で言えば、わかりやすいのに奥が深い本。 日本で仏教を学ぼうとすると、日本仏教だけ、しかも場合によっては自分が関わる宗派だけを学んでわかった気になりがちだが、本書はインドから中国、南伝仏教と仏教伝播の歴史を踏まえ、仏教の全体像を俯瞰できるようになっている。 2019/07/21

灰月

2
とても入門とは呼べないと思います。詰め込みすぎで、丁寧な解説もなしに仏教用語使いすぎ。初心者向けではないですなあ。2012/01/16

えいこー

1
わかりやすいです!2013/03/31

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