内容説明
カラヤン没後30年。二人の演奏の天才による激しい人間劇・運命劇をテーマに、「美」とは何かという「問い」に挑んだ著者渾身の労作!
目次
1(フルトヴェングラーとカラヤン―葛藤の核にあるもの)
2(トスカニーニの現在―輝き増すリアリティ;カラヤンのレコード;セルジュ・チェリビダッケ;バレンボイム&ベルリン国立歌劇場の来日―圧倒的な“トリスタン”;クリスティアン・ティーレマン)
3(「クラシック音楽」の成立と「演奏」の天才)
著者等紹介
小川榮太郎[オガワエイタロウ]
文藝評論家。一般社団法人日本平和学研究所理事長。昭和42年生まれ。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修了。専攻は音楽美学。論壇を代表するオピニオンリーダーの一人としてフジサンケイグループ主催第十八回正論新風賞受賞。アパグループ第一回日本再興大賞特別賞受賞。専門の音楽をテーマとした著作は『フルトヴェングラーとカラヤン クラシック音楽に未来はあるのか』が初となる。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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