大東亜戦争の真実―東条英機宣誓供述書

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898310830
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0031

内容説明

天皇に責任なし、責任は我に在り。封印されたGHQ発禁第一号。

目次

我が職歴
第二次近衛内閣の成立と日本を取り巻く内外の情勢
決定された二つの重要政策
日独伊三国同盟締結の経過と目的
北部仏印進駐の目的
日華基本条約と日満華共同宣言
日ソ中立条約と松岡外相の渡欧
暗礁に乗り上げた日米交渉
「対仏印泰施策要綱」の二つの狙い
南部仏印進駐問題〔ほか〕

著者等紹介

東条由布子[トウジョウユウコ]
1939年、東条英機元首相の長男・英隆氏の長女としてソウルに生まれる。本名・淑枝。第一生命保険相互会社勤務のあと明治学院大学に進むが、結婚のため中退。4児の母となった後、国士舘大学教育学科に編入学し、63年卒業。現在NPO法人「環境保全機構」理事長。異国の旧戦場での遺骨収集活動。愛知県幡豆郡三ヶ根山「ゆうとぴあ三ヶ根」での慰霊活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またべえ

15
小学校の歴史の授業では、大東亜戦争のことはさらっと流れるように聞かされ、中学校では、受験のための暗記ばかり。今の小中学生がどんな勉強の仕方をしているのか知りませんが、歴史を縄文時代から教えるのってどうなんだろう。近代から遡っては教えにくいのでしょうか。近い過去の、誰が、なぜ、という話を聞かせてもらったほうが歴史に興味が持てるようになるような気がします。2018/07/10

父帰る

8
とても感動する本である。この本を読めば、日本がアメリカに依って戦争に引きずり込まれたことがよく分かる。英、米、蘭が開戦前に日本に対して採った挑発行動が年次的に詳細に供述されている。勿論、蒋介石軍に英、米、ソ連が援助し続けた状況も詳に供述されている。渡部氏に依れば、昭和史の文献にこの宣誓供述書が余り引用されていないことに遺憾の意を表しているが、全く同感である。GHQが発禁文書第一号に指定。アメリカにとって不都合な供述書だったのだ。後年マッカーサーがこの供述書を裏付ける証言をしている通りだ。2015/03/13

platoon

2
いろいろ事情があったことを訴えたかったようだが、帝国主義の論理を改めて示している。昨日は東京空襲の日、無慈悲な結果。あとがきのハルノート起草の一人がソ連のスパイとは衝撃2014/03/11

田山河雄

2
長らく読めかった。読み始めては中断、取り掛かっては放置したり…。何が原因なのでしょう?「我が国の基本的かつ不変の行政組織において多数の吏僚中のうち少数者が、長期にわたり、数多くの内閣を通じて、一定不変の目的を有する共同謀議をなしたなど云うことは理性ある者の到底思考し得ざる事なることがただちにご了解下さるでありましょう。」「私は最後までこの戦争は自衛戦であり、現時承認せられたる国際法には違反せぬ戦争なりと主張します」(232頁~234頁) 日露戦争後から大東亜戦争まで、もう一度、あらためて知る必要があるかも2013/01/14

a

2
胸が締めつけられる1冊です。併せてマハンの海上権力論を読むとアメリカが侵略国家であるのが判ります。2011/06/12

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